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【コンテンツ制作】コンテンツ作りの練習法について考えた

こんにちは。
作家・コンテンツクリエイターを目指す
新山タカです。

コンテンツを制作するのにどのような
勉強法があるのか調べていて
映像作品を評論したり、ノベライズ(小説化)するのが
トレーニング方法の一つとしてあると知りました。

映画は膨大な金と人と時間を費やして作られています。
だからその作品を細かく言語化していけば
多くの気づきを得ることができるということです。

たしかにたしかに。
服にはスタイリストがいて、音楽もつけて
時代考証をして、ロケ地を探して。
金かかってますな。

また映像を文章に落とし込むには
観察力、表現力、想像力が必要になります。
見ればわかることを文章で説明するのは難しいからこそ
負荷がかかってトレーニングになります。

ということで
コンテンツ制作のトレーニングに
映画の評論やノベライズが有効ということが分かったのですが
二時間映画を見てノベライズするのは
ハードルが高いので
とりあえず30分ドラマを題材にしてみます。

題材はおっちゃんが一人飯する某ドラマです!

まぁグルメ記事が書きたいなとも思っていたので
グルメ+ドラマといえばこれしか思い浮かびませんでした。
今回はこれでやってみます。

主人公が銀座をぶらついて新橋の辺まで来てしまい
さて何を食べるか
が元のストーリーです。


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「銀座って銀座だ。」
私はよくわかったようなわからないような
文字列をつぶやいた。
いつも自分の中には変わらない銀座らしさのイメージがある。
顔の見える街だと思う。

そうはいっても銀座も変わってきている。
見慣れない店が増えた。
時代は移り変わっていくのだ。

今日は友人が個展を開くというので
銀座にやって来た。
この辺りは画廊が多い。
「何かをするならここで」
という特徴がある街は強い。
街の競争力というべきか。

この友人は
大手の広告代理店に勤めていたが
今ではそこをやめ
写真家に転身した。
今回はベトナムでの撮影を
中心テーマにするそうだ。

ベトナムか。
そういえば行ったことないな。
こんどいってみるか。

個展の成功を祈りつつ
銀座の街を少し歩いてみる。
いわゆる銀ブラってやつだ。
たしか銀ブラは大正時代に流行った言葉だったはず。
100年ぐらいは経っているのか。
私は雨の銀座で大正モダンに思いをはせた。

そろそろ腹も減ってきた。
物思いにふけるのもいいが
どこかで食事としよう。
銀ブラのつもりが新橋あたりまで来てしまった。
どこかいい店はないものか。

おお、うまそうな韓国料理屋があるではないか。
値段も銀座にしては高くない。
こりゃ有力候補だな。

「いらっしゃいませ、どうぞ。」
店のママに声をかけられた。

とりあえず入ってみるか。
うぉ、満席じゃないか。
これはきつい、また今度来るか。

「外にも席ありますよ、どうぞどうぞ。」
帰ろうとしていた私に、ママが声をかけてきた。

押しが強いなと感じつつも
うまそうな惣菜に惹かれてここで食べることにした。
だけど雨なんだよなぁ。

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なんか街ブラ番組みたいになりました。
銀座は街のイメージがわきやすい。
場所の設定の効果はかなり大きいですね。
次は食事のシーンの書き方をやってみようと思います。








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