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DXに取組んでいると人に話したい男の話

#プロトアウト #note初心者 #小売業 #書くのが苦手 #自動化好き

入社してもう30年を過ぎたか・・・

この春、某小売業の本社にある物流に
関係する部署に着任した。
よって部署の説明や業務内容などなかなか
説明出来るものではない。
一言で言えば、現状の物流の効率化を
図っていこうという部署になる。


効率化を図っていくには、膨大なデータを
分析する業務が必要になる。というのも
営業にとってのデータというのは、商品名、
原価、売価、販売実績、主にこれだけ
のデータであるが、物流におけるデータ
というのは、その何倍も膨大で商品情報
に加えて、取引先情報、入荷日、出荷日、
店舗別数量等々多岐に渡る。


物流のデータ分析から何を見るか

これからの話なので正直どう見えるかわからない。
それよりも大事な事は、見て分析するだけでは
ダメなのだ。それだと自分1人で簡潔するもの
となり、自分だけしか出来ないというのは、
自分として仕事のポリシーに反する。
それを自動で分析して尚且つ、異常数値が
出た場合にアラートが出るようにしたい。
それを自分がいなくても出来るようにしたい。
これが最終目的である。


私の仲間たち

Smgr(私の上司)
・社内の情報網がものすごく、私を今の部署に
    推薦してくれた張本人。
・物流系、システム系、商品系と全てに於いて
    知識があり、知らない事は何もないんじゃ
 ないかと思われる。
・今、受講しているセミナーの大変さを最も
 理解してくれている。
Yさん(当部署アシスタント)
・責任感が強くExcelレベルを上げたい!
 という動機で入社した。
・私が着任して、かなりExcel教育をした事で
 最近信頼関係が強くなってる。
(と私は思ってる。)
仲間たちから見た私
・正直まだ4か月足らずで、まだ見えないが、
 Excelだけは強そう。
・後、休日はサーフィン、テニスに没頭しており
 充実した休みを過ごしていそうだ・・・。


そもそもDXと言うものに興味を持ったきっかけとは・・・

世の中的にDX、DXと騒いでいても具体的に
どんなものなのか私には全く見えていなかった。
それをリアルに体験させてくれたのは、
何を隠そう我が息子なのだ。
どんな内容かと言うと、

今でこそ本社で勤務しているが、この春までは
店舗に勤務しておりネットスーパーを担当していた。
3年間勤務していたのだが、丁度コロナ期と被り、
毎日猛烈に忙しかった。それこそ出勤から帰るまで
ずっと作業で動きっぱなし。狭い作業場なのだが
1日の徒歩数は2万歩前後の日が続いた。

要するに座っている時間がないのだ。
そんな中でも、月に1回は勤務計画を組まなければ
ならないし、現状のトレンドも分析したい。
何と言っても20名以上いるパート社員さん達の
勤務計画はもっとも大変な作業である。

当然ながらExcelを使ってまとめるのだが、
20名以上の勤務計画を調整するのは至難の業だ。
とは言っても、ここをきっちりやらないと
どこまで増えていくかわからない受注数の中で
取返しのつかない大変な事になるリスクがある。

だから慎重に組まなければならないのだが、
時間帯ごとの出勤人数を確認しなければならない
確認作業は大変である。そこでITエンジニア
として就職していた息子に当時私が作成した
Excelファイルを見せて、時間帯ごとの出勤人数
がわかるプログラムを作ってくれと頼んでみた。

息子は3時間くらいで、このExcelファイルから
日別毎時間帯ごとの出勤人数を抽出するコードを
ExcelVBAで作成したのだ。

これがDXというものの力か?

これには衝撃を受けた。初めて見たExcelファイル
から息子はこちらの希望するものを作り出した
という事実に驚いた。小売業の経験ゼロの息子
だが、これだけのものを作れた。当然調整は必要
だが、これさえあれば、勤務計画なんて別に
自分が作らなくてもいいんじゃないか?

そもそもDXとは一言で言えば何なのか?

ChatGPTに聞いてみると下記のように答えた。
DXとは「デジタルトランスフォーメーション
(Digital Transformation)」の略で、組織や
ビジネスのプロセスやサービスをデジタル技術を
活用して変革し、効率化や革新を図る取り組み
を指します。

人間と経験で何となくやっていたものを
ExcelVBAで数値となり返ってくる事で、
大幅に勤務計画作成時間が大幅に減った。
尚且つどうしても自分で作成する必要も
なくなった。これも一つのDXであろう。

俺も何か作りたい!!!

そう50過ぎの親父がDXに目覚めた瞬間であった。
それからは勉強の仕方を息子達に聞いて、
ExcelVBAやPythonなどの勉強に励んだ。
一度火がつくと中々止められない性格と、
息子達も既に就職している事もあり、
休日の勉強に没頭出来る環境でもあった。

テニス&勉強の日々

元々テニスが好きで休日はテニス三昧の日々で
あったが、それを半日テニス半日勉強に変えて
頑張った。そのお陰である程度はコードが組める
ようになった。

人生は生きている限り学びの連続である。

休日の半日テニスと半日勉強は約2年間続けた。
プログラミングはコードを組むだけではなく、
大事な事を教えてくれた。
物事の考え方の根幹を変えてくれた。
人生50年近く生きてきて、まだまだ知らない世界
があるという事に新鮮に驚くと同時に学ぶことは
まだまだいくらでもあるという考えに行きついた。

チャレンジよ永遠に

それらの経験を踏まえてきたところで、
今年の春に本社への異動となった。
環境は変われど、培った経験と考えは変わらない。
これからも新しいこと、業務の自動化につながり
そうなものにはどん欲にチャレンジしていく。

息子たちに感謝

そう思わせてくれるようになったのは、全て
息子たちのお陰である。本人たちは何も気づいて
ないと思うが、私からすれば感謝しかない。
ありがとう、50過ぎた親父を更に進化・成長
させてくれたのは君達だ。

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