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妊娠できたことを喜びそびれたお話

なんだか気持ちが悪い日が続いたのでなんでだろうと思って、
そういえば生理が遅れているかもと気づいて、
妊娠検査薬で調べてみたら陽性だった!
夫に報告して二人で歓喜!
・・みたいなのにアコガレていました。

妊娠するまで、陽性結果で歓喜するのは若くて健康な妊婦の特権だなんて知らなかったんです。

不妊治療だと陽性が分かるまでのドラマ性が減る(個人の感想です)


そもそも私の場合は不妊治療からの妊娠だったので、
「あれ、そういえば生理遅れてるかも・・?」なんて流れではなく、しっかり計算されて指定された日に判定されるという仕組み。
「今日結果が分かるぞ!!」と心してその日を迎えるかたちでした。

そして次々とやってくる「壁」の連続

妊娠するまで、検査薬で陽性=妊娠ではないと知りませんでした…。

検査薬陽性→でもまだ胎嚢確認できていないから妊娠とは言えない
胎嚢確認→心音確認できてないから安心できない
心音確認→12週までは流産の可能性が高いから安心できない・・
と、毎回先生にくぎを刺され、
「お、おう・・・。あれ、いつ喜べばいいの・・?」状態。
バンザーイのために上げかけた手を毎回押さえつけられておりました。

そして気づけば安定期に入り、
そうこうしているうちに次は「無事に産まれるのか」を心配する時期に突入していったのです・・。

高齢出産×不妊治療×常に最悪の事態を想定しがちなネクラな性格 のなせる業でした。
いま振り返ると、
そんな壁を一個一個乗り越えられたことも大事なことだったので、
いちいち大げさに盛大に喜べばよかったなーと思います。

夫もすっかり喜ぶタイミングを逃してしまい、
「無事産まれたときに喜びを爆発させよう!」と確認しあいました。

が、出産はもっと想定外でそれどころじゃなかったことはまた別のお話。






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