私がお金を大事に思ったきっかけ〜過去④〜

こんにちは。いいだです。
久しぶりの更新となりました。
今回はお金のことをもっと知ることの重要性、そして自分がお金を使って何をしたいかをまとめていこうと思います。

◯前回まで
お得に買うこと、買うものを厳選するように母親に教えられる
大学でお金持ちがいっぱいいることを体感する
阿良ヶ木火憐ちゃんのセリフがお金を考えるきっかけになり、パチンコをしながら証券口座を開設する
株式投資をやってみるが、「何のためにお金を増やすのか」の問題に直面し、一時撤退。投資信託に移し、基本ほったらかし。

◯お金のことを知る。
周りの人に株や積み立てNISAをやっているとことを話してみると、ほとんどの人がやったことない、興味あるけど、お金がないから手を出せない。。と返ってきました。中には私の話を聞いて、株式投資を始めたという人もいました。
けれど人に説明していくにつれて、自分でも知らないことが圧倒的に多いことを実感しました。少し本を読んだからといって知った気でいて、結局はほとんど理解していない自分に気づきました。
もっとお金を勉強をしよう、そうすればもっと知らない人にわかりやすく教えることができると思いました。
また学ぶ理由として、もっとお得に生活できるかもしれない、不要な出費を抑えらるかもしれないもありました。私はかつての母親の教えから得をすることに敏感になっていました。そしていつしかそれに喜びを感じるようになっていました。
そこでたどり着いたのがファイナンシャルプランナー(FP)でした。

◯難しいじゃねえか!!
FPは下記6項目に分類されています。
ライフプランニング
保険
金融
タックスプランニング
不動産
相続・贈与
学科試験はそれぞれ10問出題され、60点満点で36点以上で合格となります。具体的には3つの選択肢の中から正しいもの、間違っているものを選択する形式と、内容の正誤を◯✖︎で答えていく形式です。
実技試験では契約書の内容の正誤や、計算問題などが出てきます。こちらも6割以上で合格で、学科、実技両方合格すると、資格ゲットになります。
合格率は80%越えで受かりやすいとのことなので、比較的簡単っていう意見が多かったです。なので軽い気持ちでテキストを手にしました。開いてみると、
「おい、簡単って言ったやつ、出てこいよ。何書いてあるかわかんねえぇぇ!」と普通に叫び、年金のところでテキストを閉じました。これがあと5項目もあるのかと思うと、心が折れました。そして勉強が面倒くさくなり、しばらく放置してしまいました。

◯再開、そして
それから半年くらい放置してしまいましたが、何人かにFPをとると宣言してしまっていた為、試験申し込みをし、少しずつ勉強を始めました。現職ではほとんど使わない知識だったので、覚えるのが大変でした。私は何かを覚える際は、物事を具体例や自分の経験に置き換えて覚えようとするので、中々大変でした。
テキストを読み進めていくうちに段々と覚えていきました。そして問題を解いてみると、問題が簡単なんですね。勉強を重ねたわけではなく、そもそも問題が簡単。もちろん範囲の内容を理解する必要はありますが、細かいところまでは求められない問題でした。本格的に勉強したのは1週間前からで、各項目を1日ずつ3時間くらい進めていき、試験日当日を迎えました。多少ミスはあるものの合格ラインの6割はほぼ確実に取れていました。試験日前日も仕事で、24時過ぎから3時間ほど勉強しました。試験開始は10時からだったので、ほぼ寝ずに試験に臨みました。

◯久しぶりの試験
社会人になってから試験を受けることがなかった(正確に言えば食品衛生管理者の資格を取る際にありましたが、講習を聞いていればほぼ満点が取れるものでした)ので、かなり緊張しました。けれど嫌な緊張ではなく、興奮からくる緊張でした。ただ連日の勉強による寝不足と疲れでコンディションはいいとは言えず、それが試験に響かないか心配でした。
会場は大きな会議室のような場所で、老若男女の方がいました。特に女性の方が多かった気がします。試験は予想を裏切らず、簡単な問題が多く、ざっと問題を見た瞬間に合格を確信しました。解いた後に見直しすると、正しいのを選ぶ問題で、誤った解答をしていたり、番号を間違えていたりという問題が5問ほどありました。いわゆるケアレスミスです。「あぶねえ、あぶねえ」と思いながら、修正しました。けど心のどこかでは「まあ合格はほぼ確実だから、点数伸ばしておくか」くらいの感覚もありました。
そして試験日から2ヶ月後くらいに合格証書とハガキが届きました。開いてみると点数が出ていました。
学科 39/60
実技 84/100
え、あれ見直ししてなかったら落ちてたやん。
少しパニックになりました。受かってたからよかったけど、意外と危なかった、まさに油断大敵。こうして自分の詰めが甘いところが出てしまいましたが、無事FP3級を修得することが出来ました。
今回の教訓としては
・面倒くさいが1番人の心を折る
・簡単に信じてはダメ、しっかり疑う
これは物語シリーズの貝木泥舟という詐欺師のキャラが言うセリフです。今度から試験の時は貝木になりきろうと思います。

次回は3級を取り、何が変わったか、それに対してのアクションをお伝えできればと思います。
それではまた。

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