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楽しむことを恐れない自分になる

伊藤絵美の「世界一隅々まで書いた問題解決法の本」を読んだ。
すごくいろいろ感銘を受けたのだが、私がとくに心に残ったのは、「実現可能性にかかわらず、問題解決のための手段をブレインストーミングする。ずるかったり、いい子な解決法でなくてもいい」というところ。
堂々と言うことでもないが、私はすぐにいらいらする。子供がよくわからないことで癇癪を起したり、眠いのに永遠に話しかけてきたり、自分じゃ手が回らないから助けてほしいのに夫がスマホに夢中だったりすると、我ながら「そこまでいらいらしなくても」と思うくらいいらいらする。でも、それを子供の前で大声でぶちまけることはできなくて、胸のなかにいらいら、もやもやがいつまでたっても残っている。自己嫌悪に陥るし、「いらいらしない自分になりたいなあ」と思っていた。アンガーマネジメントの本を読んだりもしたが、10秒深呼吸をしたところでいらいらはあまり減らなかった。

でも、「実現可能性にかかわらず、問題解決のための手段をブレインストーミングする。ずるかったり、いい子な解決法でなくてもいい」ので、解決法をいろいろ考えてみた。
・深呼吸する
・今までの幸せな思い出を思い出す(子供のかわいい仕草とか…)
・トイレに逃げる(癇癪を起したり、話かけてくる子供にいらいらしながらも相手をしつづけているので、ますますいらいらする、という悪循環を断ち切る)
あたりはすぐに思いついた。
でも、上2つはあまり効かなかったし、トイレに逃げても結局子供は追いかけてきた。
ずるい、いい子でない解決法をあえて考えて、
・ものにあたる
・いらいらした感情をそのまま声にだして相手にぶつける
を思いついた。その瞬間はすっきりしそうな感じはしたが、さすがに実行してみる気になれなかった。
で、しぼりだしたのが、
・いらいらしたら、代わりにあとでなんでも好きなことをしていいことにする
という自分ルール。
これを思いついたら、心が浮き立った。
普段はなんとなく「ここに行きたい」「これ買いたい」と思っても、「でも子供と一緒には行けないし、わざわざ預けるのもなあ…」「なければないでどうにかなるしなあ…」と自分にブレーキをかけることが多かった。
でも、いらいらしたら子供を夫に預けて遊びに行ってもいいし、絶対必要な用事でなくてもシッターさんを頼んでもいい。同じようなものがドラッグストアで買えるかもしれないが、デパコスを買っていいのである。
まだ実行に移してはいないが、そういう心境になるだけで、いらいらがちょっとコントロールしやすくなった。
今後もいらいら貯金を続けて、やりたいことを実行に移せるようにしていきたい、と思っている。

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