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教育)教員就職による奨学金返済免除の記事を読んで

お久しぶりです。またまた久しぶりの投稿となってしまいました。書きたいことはあるので、定期的に投稿したいのですが、、、これから頑張ります(笑)
今日は、教育に関してとても気になるニュースがあったので、それについて書いていこうと思います。

1 教員就職で奨学金返済免除

今回気になったのは、上の記事で、「2024年度の概算要求に、教員として就職した人の奨学金の返済を免除するなどの方針を新たに盛り込む」ことになったとのことです。

近年、教育現場では、保護者対応・不登校児対応、生徒指導、授業づくり等の業務の多さから多忙化しており、ストレスや精神的な疲れ等から離職・休職数が増えているというニュースをよく見ます。また、教員採用試験者数は年々減っているという現状もあり、この教員の人数減少に対する試みの一つが、教員就職すれば奨学金返済免除になるというものでしょう。

確かに、教員不足・なりての減少は重要な問題ですが、私はこの試みがどこまで効果があるか疑問に思います。確かに、教員になれば奨学金返済が免除と言うことになれば教員採用試験などで、応募してくる人は一程度増えると思います。しかし、教員の離職・休職に関する記事を見れば、教育現場の業務の多さ、当たり前の時間外労働、教員を支える制度の不足から、メンタルや体調が崩れになった方が多く、この教育現場の中身の問題に手を打つことが最も大事だと思います。いくら、なりたい人が増えたとしても、教員になった後に多くの人が身体・精神を壊し続ける現状が続けば、現状は変わらない気がして、また例えが悪いかもしれませんが、使い捨てのようになってしまう気がします。多くの人を連れてきて、きつい労働をさせ、その人たちが使え無くなったら、その人は切り捨て、また新しい人を連れてくるこういう感じに見えてしまいます。また、今自分は教育学部に所属しており、周りの教員を目指すメンバーを見ると、教員にしかないやりがい(子供と触れ合う、授業で何かを伝えられる等)から教員を志しており、奨学金があろうがなかろうが教員を目指す方は多くいると思います。逆に、教育学部でも教員にならないと決めた友人の多くは、教育現場の多忙さ・きつすぎる労働から教員にならないということを決めているので、やはり教育現場の労働環境に手を打つことが、結果的に教員のなりての増加に繋がる気がします。

最後に、個人的には、奨学金返済にお金を当てて教員のなり手を増やすのではなく、教員の採用者数を増やすことに予算を当てたほうがいいのかなと思います。現在日本社会は、正規採用ではなく、バイトやパートといった非正規採用がとても増えていますが、これは教育現場も同様で、臨時教員・非常勤教員がとても増えており、非正規の方の力が大きく教育現場を支えています。(参考:“渡り鳥のような”臨時教員、同じ業務・違う待遇 「正規」を増やせない事情とは | 毎日新聞 (mainichi.jp)

臨時教員でも、教員不足から担任や部活動顧問を任せられるケースが増加しており、正規採用教員と同じ労働をしている教員が多くいますが、正規採用の枠が広がらないために、正規採用職員として働けず、不安定な臨時教員をする方が多いことになっており、臨時と正規が同じ業務をするなら正規採用をもっと増やした方がいい。また、日本は1学級30人~40人を一人の担任が見ることになっていますが、諸外国は10人1学級だったりして、その方が教師の指導・支援が行いやすく、教師の負担も減ります。なので、採用者数を増やし担任の負担を減らしていくことが、結果的になり手の増加にもなりいいのではないかと思います。

終わりに

今日は、気になったニュースについて個人的な意見を書いてみました。本当に個人的な考えなので、こういう意見もあるんだなくらいで聞いてくれると幸いです。教員や教育を支える取り組みは、急務の大切なことだと思うので、色々やってほしいですが、今の教育現場の本質を捉えてそこに対して直接的な改革・援助をしてほしいなと思います。また、最近、タレントのりゅうちぇるさんがお亡くなりになりましたが、やはりネットやSNSでの発言は何でもしてはいけないのだと思いました。自分の考えを何の制限なく自由に書いていいのが、SNSではなく、その発言の向こう側に相手や人がいることを忘れず、そこに配慮していくことは忘れてはいけないのかなと思います。また、いつになるか分かりませんが、投稿できるとき・したいときに社会や教育に関すること投稿します。では!

今日の英語

you don't say (本当?! マジ?!)
相手の発言で、驚きがある時などに使うそう。日ごろの会話でパッと使えそうですね)


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