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俺TUEEE!…w

異世界物の話ではよく「俺ツエー!」して、転生先の仲間だかを鼓舞したり説教垂れたりしてはる、現実世界では引き込もって何の挑戦もしてなかったのにね。

それは無双できるようなチート能力を手に入れられたから?

現代の学校でも「君の強みはコレだね」って見つけられるような仕組みだったら良かったのかも?

でも実際は決められた進捗ペースでカリキュラムを消化する事だけを重んじ、付いていけない人は置いて行き、簡単すぎて先へ行きたい人にはリードを引っ張りガン無視。

まるで演歌が始まり若者が退屈し出し、若者向きの曲で世間話し出す老人を生み出す紅白歌合戦のような中途半端なコンテンツぶり。

それぞれの能力・才能に合わせずに右へ倣え、と。
物事を自分で考えず、先生けんいからおしえられた正解を鵜呑みにして、みんなと一緒の良い子で居ることでのみ存在を許される、でなければ爪弾きとなりアウトローへと落ちる恐怖を暗に抱かせつつ、なニッキョウソ組織に託した処でねえ…

そして学校を出た途端、己の才覚で他より抜きん出なければ前時代的な重負担に苦しめられるよと、突然正反対の荒浪へと放り込む冷酷仕様ときたもんだ。

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