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2024/9/10 骨折33日目 いわさきちひろとアンデルセン

noteの自分の記事を見て、骨折日数や日付の重複を発見して、訂正した。
2ケタの数字で間違えているとは!
銀婚式も気づいたときには2年過ぎていた。
数字を数えるのが得意ではないらしい。

会社をやめるときも上司から
「経験を活かしてなんて思わないほうがいいよ。
 あなたは人と関わる仕事が向いているから」と言っていただいた。
その時、自分では気づいていなかったけれど、
上司には身にしみてわかっていたらしい。
人と関わる仕事も向いてないけどね。言いようがなかったんだろうな。

調理をしていて指先を切る。3度目。
骨折前はほとんどなかったので、
椅子に座っての調理で力が入らないからかも。
骨折あるある。

体の使い方はどんどん慣れてきて、
トイレ掃除をするときはお尻をついて、足を伸ばしていたけれど、
膝立ちができることに気づく(今さら)
普通の暮らしと変わらない体勢で掃除ができるということだった。
できないと思ってやっていないことや、変な姿勢でやっていることも
実はもっとラクに普通にできるのではないか。
動作の一つ一つを確認、検証してみることにする。

ラブレター いわさきちひろ著
SNSで紹介されていて、購入。

「三十年来 私はこんなに人を愛したことはない」
と帯に書いてあり、
大杉栄と伊藤野枝のような激しいイメージを持ってしまったけれど
そこまでではなかった😅

最初にお見合いで結婚した男性を愛することができず、
拒絶し続けた結果、男性は自殺している。
戦後間もなく、生きるか死ぬかを乗り越えてきて、
この人と思う男性に巡り会えて、愛したのだからフツウではない。
一途で懸命な姿がその後の作品制作にもつながる。

仕事が軌道に乗るまでのご苦労や、
仕事での苦悩のほうがずっと印象に残った。
表紙のちひろさん、30代らしいのですが本当にかわいらしい。

アンデルセンの「絵のない絵本」の挿絵を書くために
デンマークに行ったと書いてあり、
気になって、図書館で借りた。
屋根裏に住む貧しい画家に、幼なじみの月が訪ねてきて
自分がの見たことを画家が書きとめた形式になっている。
童話ではない。
いわさきちひろさんの絵もいい
翻訳もとてもいい。
終わるのがもったいなくて、一つずつゆっくり読んでいる。

次は森鴎外翻訳の即興詩人を読みたいが、難しそうなので、
まずは安野光雅さんの口語訳がついたものから。

アンデルセンと言えばパン屋さん(パン屋さんの話が多い)
広島の本店(建て直す前)で朝ごはんを食べたことがある。
ポール・ヘニングセンのアーティーチョークの実物を初めて見たのはこのお店。
食事はロイヤルコペンハーゲンの食器(ブルーフルーテッド)で、
椅子はYチェア。
デンマークに行ったみたいな贅沢な空間だった。

*見たもの
 虎に翼
 海のはじまり
 世界サブカルチャー史

*読みもの
 絵のない絵本

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