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なんちゃら通信 第7号

南米チリ編

皆さん、僕は生きてます!

3ヶ月の駆け足の旅もポイント絞って動いてるので結構時間的に余裕があったりします。色々と妄想したり、文章考えたり、メモったり、ボーっとしたり、優雅に時間を使っております。というわけで、生きてますよって意味込みで、「なんちゃら通信・チリ編」を何故かここボリビア・ラパスよりお送りします。

シドニー出発前夜。もうオーストラリアドルなんていらねえ!(両替すりゃあいいのに…)ってことで、シドニーにいる友人と見事手持ちドル飲み切りました。
ほろ酔い気味にホテルに戻り、約9ヶ月ぶり?にヒゲを剃りました。
久々にヒゲの無いツルツルの顔を見て、
「まあ、悪くない」と独り言、
「これで、痛いって言われずにすむ」と思い、
「てか、大分しばらく、痛いなんて言われてねーじゃん」ときちんとツッコみ、
何故か、全裸で寝ました。

全裸で寝るのって気持ち良いですねえ。お勧めです。
え?毎日全裸?そんな方がいたら一度隣で寝かせて下さい(女性限定)。

大丈夫。公然ではたまにしか脱ぎません。

さて、シドニーからチリのサンティアゴへと久々の国際線。しかも念願の南米。
もう少し、わくわくドキドキするかと思ったんですが…冷静沈着。淡々と坦々と。
日本を出る時、自分が海外にいることが全く違和感無く想像できて、むしろ昔から決められていたことかのように当然で、今回もそんな運命のようなものか。
と、考える間も無く爆睡態勢に。
いやー移動となるとひたすら睡魔が襲ってくるのです。。。

で、あっという間にチリ・サンティアゴ。
ここは、イースター島への中継点的な予定であったものの、せっかくなんで色々と街を探索。・・・都会です。大衆食堂が立ち並ぶと歩けない「歩き方」が書いてある場所もファストフード通りといった感じで…でも、やっぱりあまり見たことの無い雰囲気は持っていて、歩いていてもサンティアゴデートは楽しかったわけです。

デート?そうです、実はシドニー・サンティアゴ便で一緒だったコと、サンティアゴ、その後のイースター島まで行動を共にしました。

自他ともに認める元ギャル、もとい、ギャル休止中の21歳乙女。
何やら、ワタクシに似ていると評判の大沢たかおという人物として、随分とホメ殺されました。こやつめ、と思いつつ、すでに無いのに鼻の下のヒゲを触るフリをして、伸びたものを戻すので精一杯。10歳年下も何のその、普通にカワイイこでした。スッピンならAiko、メークすれば田中麗奈。まあ、どちらでもカワイイですが。
というか、このコ、一人で世界一周している途中で、たまに気が小さくビビリかなって思う時もあったけど、基本的には肝っ玉据わってる感じで。
からっとした根性あるコ、好きなんですよねえ。

これ以上書くと、人生初の公開ラブレターになりそうなのでやめておきます。

全く身に覚えは無いのですが(笑)、
かつて、「ハンター」とか「合コン打率イチロー超え」とか、「サイレントキラー」といった数々の異名をワタクシに付けて下さった一部の皆様、
安心してください、いまだ純度100%です。何もありませんでした。

残念?

さあさあ、そのコと束の間のバイバイをして、今回の旅のハイライトの一つ、イースター島。行ってきちゃいました。
空港に着いた時は、強風と怪しい雲に迎えられましたが、
それでも、「来たーーーーーー!」って感じでテンション上がりました。
その後、スタッフかと思ってたら、ただの宿泊者であった謎のスペイン人に連れ回され、まー無事にテンション下がりました。
翌日は当然大雨。かろうじてネットカフェに行くだけでした。

その翌日、サンティアゴでのデート相手を出迎えに空港へ。
「空港出迎えるよ」とサンティアゴでバイバイしたにもかかわらず、その言葉を信じていなかったカノジョ・・・よーよーよー、なかなか公言したり約束したりしない男ですが、口にした事は守る男ですぜ!!!ですよね?誰か援護射撃頼む(汗)

この日は、軽く村を探索して帰宿。村のイメージは、日付変更線のあるフィジーのタベウニ島をもう少し洗練させた感じです。一度帰るも、モアイと夕日の写真を撮りたかったので一人でそのポイントへ向かいました。その途中・・・同じような一眼レフのカメラを持ったオッちゃんが目の前をダッシュしてるのを目撃。もしや、もうすぐ陽が落ちる?そう思い、追いかけるようにダッシュしました。あんなに走ったのはどれくらい振りでしょうか。裸足で駆けてくサザエさんよりは速かったと思います。が、微妙に間に合わず、リベンジを誓いました。

そして、そのまた翌日。同じ宿に泊まっていた二人組みと4人でレンタカーを借りて島内を半周しました。これで海外運転5カ国目。思えば「涙のロンドン、コツっと事故」やオーストラリアでの「ファーム内トラック・トラクター運転」、数々の経験をさせて頂きましたが、今回は、ついに左ハンドルもデビューしました。悪路しかも坂道でタイヤがハマリかけた時、冷静に脱出できた自分は、なかなか、おっとこ前でありました。それもこれも、テディのおかげ?

さてさて、この島、当然、モアイラッシュ。
右を向けば、モアイ父。左を向けば、モアイ母。後ろを向けばモアイセブン。
なんてことは、さすがにありませんが、知る人ぞ知る、ローアングルしかも斜めのアングルが大好きという少し変態ちっくなワタクシですが、そんな角度で撮らなくても、何処でシャッターを切っても、まっすぐ撮るだけで面白い構図になっちゃうのです。不思議。
不思議といえば、やっぱりモアイ。でも、不自然じゃないんです。
この島、空、草木、海、雲、それぞれの色のコントラストが素敵です。そんな中に屹立してるモアイの存在意義とかを求めるよりも、周りの自然との一体感に驚嘆してしまいます。ここにモアイがいない方が不自然なんじゃないかって。晴れの日の光景はやっぱり最高ですが、曇りや雨の日でもまた違ったモアイの表情が見れて面白いんじゃないかなと思います。

さて、いよいよイースター島最終日。この日はモアイと共に、朝日に始まり夕日に終わりました。一言、ロマンチックです。見た目はぶちゃいくなモアイ君ですが、場末のスナックやキャバクラに連れて行けば良い働きをする子供のような存在です。
って、下品な表現をしてしまいスイマセン。

真面目に。確かな人が確かに隣にいて一緒に眺めれば、より確かな関係になること間違い無し。皆さん、新婚旅行にどうでしょう。
僕は、あーあ、って感じでしたが(涙)いつの日かまた。

というわけで、チリ編は以上です。
次の日、サンティアゴへ戻る便に乗り、いよいよペルーへ向かいました。
それでは、次回があればペルー編でお会いしましょう。

生きて帰るぞーー!!!



※過去の記事です。

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