子どもを授かることについて

私は、子どもを授かるということについて思っていることがある
それは、親のエゴを押し付けてはいけないということ。
しかし、子どもが欲しい、産みたい、育てたいという欲求自体、かなり親のエゴではあると思う。
それでもなお子どもが欲しいということであれば、産むこと自体は自分たちのエゴだけど
かならず授かった子どもは大切に大切にしなければいけないと思う。
生半可な気持ちで授かろうとしてはいけないと思っている。
大切に、という意味は、ただ単に過保護にするという意味ではない。
『一人の人間』として、尊重して、大切に育てるという意味。
決して自分の私物のようにはしてはいけない。

たとえば授かる子供に対して『男の子がよかったのに』『女の子がよかったのに』という子どもが自分が希望した性別でない場合、不満を漏らす人がいたりするが、そういう考えがすごく奇妙だと思う。
その男が欲しい女が欲しいという考え自体にすごく変なかたちの親のエゴを感じる。

ただ、人それぞれそう望むそれなりの筋が通った背景というのはあると思うので、性別どちらを希望すると自分の頭の中で思うのはいいと思う。
でも望んだ性別でない場合、不満のそれを外に出すのはいい事ではないと思う。
自分の頭の中だけにとどめておいて欲しい。
隠し通して欲しい。

すごく産まれてくる子どもに対して、命の宿った一人の人間に対して失礼だと思うから。

こんなことを書いてしまったのは、実は友人たちとのトラブルがあった。
話の発端は、子どもの性別についての言及に、私が耐えられなかったこと。
そこから複雑にこじれてトラブルになってしまった。
今は2対1で攻撃を受けているような状態。
攻撃されるのはすごく精神がつらい。
でも、どんなに攻撃を受けても私が自分の考えを曲げることはないと思う。
自分のこの感覚に嘘はつきたくない。
自分自身のために。
過去の自分の行動が、自分自身を大切にしたという証明になる。

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