過剰適応はわたしの味方だった(過剰適応の対処法)
こんにちは。もち大福です。
今日はカウンセリングで得た「過剰適応は私の味方」という気づきについてお話します。
簡単に言うと、過剰適応的な指令をだす厳しい自分は、自分をあらゆる傷つきから守ろうとする自分であり、嫌う必要はない。というお話です。
カウンセラーさんに相談しようと思った理由
私は過剰適応(周りに合わせるため過剰に気を遣うこと)の傾向があります。
空気を読もう、周りの期待に応えようと必要以上に頑張ってしまうのです。
いいことのようにも思えるかもしれませんが、ストレスをため込んでしまうし、過剰に気を使っている人は周りから見ても不自然にみえるものです。
私は過剰適応的な自分がいなくなり、本来の自分が出せればいろんなことがうまくいきそうなのに…と思っていました。
過剰適応の自分をどうしたら無くせるのか、心理士さんに相談することにしました。
過剰適応の正体とは何か
私は周りに合わせようとするとき、例えば「明るく」「気さくに」「でも礼儀正しく」といったような指令が頭の中から聞こえます。
この指令はどこからやってきたのか。それは親や学校の先生だと思いました。ASDがあり、人に合わせられなかった私は、周りの大人から非難されながら育ちました。
そのことがトラウマ的に残り、先生や親が私の肩にずっと乗っかって、いつまでも小言を言い続けていると思っていました。鬱陶しいですね。
でもカウンセラーさんの意見は違いました。
「周りに適応するための指令を下す自分は、先生や親のような他人から自分を守ろうとしている自分なんだよ。もち大福さんを傷つきから守るための存在なんだよ。」と仰りました。
その瞬間、涙が出そうになりました。周りに合わせようと頑張る自分が報われたような気持ちになりました。
自然に振る舞うためには
過剰適応は自分の味方だったことがわかりました。
しかし、過剰適応の自分が優位だと、本来の自分を出して自然に振る舞うことができません。ではどうしたらよいか。
解決策は、穏やかな観察者の人格を持つことです。
過剰適応の自分(社会性)と本来の自分(野生)のバランスを観察する人格です。
会話の中で、過剰適応の自分が強くなりすぎていないか、都度観察する。
ガチガチになっている自分に、「もうちょっと気を抜いても大丈夫な場面なんじゃないかな」と語りかけるのです。
この人格を意識することで、過度な緊張が抑えられるようになりました。
周りに過剰に気を遣ってしまう人にはすごくオススメです。
何か参考になれば幸いです。読んでいただきありがとうございました。
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