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日常を丁寧に生きる

高校時代に受けていた、西谷昇二先生のテキストを見返した。私は辛いとき、虚無感に襲われたとき、西谷先生を思い出す。
すっぽりと空いてしまった穴。今まで当たり前だった相手との関係が崩れてしまった時、何も手につかず、執着している自分に苦しむ。
西谷先生は授業で、辛い時、むしゃくしゃしている時、仕事は義務だからありがたいとおっしゃっていた。今はその感覚がよくわかる。日常にある義務が、自分を引き戻してくれる。
脳という臓器は本当に扱いにくい、やっかいなものだ。

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