今夜の晩ご飯は
我が家の怪獣達は『餃子』が大好き。
朝でも昼でももちろん夜ご飯でも
いつでも爆食いです。
今日は何作ればいいかなあ〜って迷った時
たま〜に半額の見切り品を見つけて
焼くだけってやつを買って帰り
食卓に出すのですが…。
『コレ、
ママのじゃないね。』
そう言ってあんまり食べてはくれません。
それどころか、
早々と食卓を離れてしまいます。
だから、我が家の餃子はほとんどが
私の手作り餃子です。
絶賛食べ盛り中の我が家の子供達は
餃子を焼いている匂いに集まってきて
焼きあがりを待つ間
今日の学校の話とか
今から始まるアニメの話なんかして。
フライパン一杯の餃子を
テーブルの上に置くと
片手にはおにぎりを持って
箸を次々に伸ばしていく
『まだたくさん焼いてるから
ゆっくり食べてね。』
と声をかけながら私は次々と餃子を焼きます
いつも100個くらい焼くかな
それはもう毎回食堂のおばちゃん気分。
私は結婚するまで
いや、義母に会うまで
料理がとっても苦手でした。
まだパパ(主人)と恋愛時代
『お雑煮が食べたい。』
と言うパパに暖かいお汁の中に
袋から出した
そのままの四角いお餅を
お椀に入れて出したくらい。
パパはお餅にかぶりついたけど
『ギャグでしょっ』
って自分で作り直すっていう私の黒歴史。
初めてパパの実家に行き
お義母さんと台所に立った時
『お家で作って食べるご飯が
1番美味しくてホッとするんだよ。』
って言いながら
私に、『餃子』の作り方を教えてくれました。
『ホッとするご飯。』
私の実家は
実母が料理が苦手な事もあり
ほとんど買ってきた
冷たいお惣菜。
コンプレックスからから
私が台所に゙立つのも嫌がりました
だから当時の私は
この言葉の意味が
よくわかっていなかった
けど、
なんだか心に刺さる言葉でした。
それから結婚して子供がで産まれて
これまで少しずつ色んな手料理を教わったな。
でもやっぱり
お義母さんの手料理が私は大好きです。
いつも誕生日の日に何食べたい?
って聞いてくれるから
私はいつも
『餃子が食べたい。』
ってリクエストして。
私の作る餃子は
『お義母さんの味。』にはまだまだだけど
子供達が喜んで食べてくれる私の餃子も
お義母さんの言う『ホッとするご飯。』に
なっているといいなって思いながら
今夜も餃子を作ります。
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