DeNAベイスターズが好きすぎて横浜に転職した話
今から約10年前、28歳くらいの時。
新卒で入ったIT系の会社でずっと営業をしていた。
企業としてはブラックではないと思うけど、所属した部署がブラックだった。
休日に障害対応の電話がかかってくることもしばしば。
平日はめちゃくちゃ怖い部長が深夜まで新聞を読んでいて帰れない。
当時頑張りすぎることが癖だった僕はメンタルを壊してしまった。
なんとか6年半頑張ったが、どうしても限界で会社を辞めた。
辞める時に上司に「お前を育てるのにいくらかかったと思っとるんや」と言われたことは今でも忘れられない。
仕事を辞めた僕は転職活動を始めた。
ただ営業は絶対やりたくない。
でも他にやりたい仕事もない。
転職エージェントに「何がやりたいか分からない」と言ってしまうひどい状態。
企業に応募しても当然受からない。
ある日求人情報の中で勤務地のところに目が止まった。
ずっと東京で探してたけど、横浜もいいかもな…
その頃横浜DeNAベイスターズを熱狂的に応援していて、月に一回はハマスタにプロ野球観戦に行っていた。(今もファンだけど環境が変わって年一回くらいしか行けてない)
横浜で働いて、帰りにハマスタ行けたら最高じゃんと思い謎にテンションが上がった。
そして横浜の会社でインサイドセールスという仕事を見つけた。
内勤で営業活動する仕事だ。
これならできるかもしれないと思った。
その会社に応募したら、今までの経験を評価してくれて内定をもらった。
その会社は外資系で、今までの日系の働き方や考え方を全て変えてくれた、僕にとって人生の転機となった会社。
何が言いたいかというと、「ベイスターズが好きすぎるから横浜で働きたい」という面接では絶対言えないような志望動機でも人生を変えるきっかけになるよという話。
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