【映画】『沈黙の艦隊』
映画『沈黙の艦隊』公式サイト|2023年9月29日(金)全国劇場公開! (silent-service.jp)
公開早々に行ってきました。
原作が長編漫画の場合、どこまでをやるのか、どう縮めるのかがファンの中で話題になりますが、縮めるのは無理がある今作、やはり「ほ~ここまでですか」となりました。
一作目の興行成績で続編を作るか決めるのか、最初から続編ありきなのか、今後がとても気になります。
海江田役の大沢たかおさん、最近だとキングダムの大騎将軍ですが、予告の時から「あぁ~普通の大沢たかおだ~」😁
でもね、そこは現役自衛官役だけあり、ややマッチョを残しておりました。海上自衛隊の夏服がとてもお似合いです。冬服も凜々しくてステキでした。
やはり制服は2割増しですね。元々ステキですが。
山中役の中村蒼さん、顔つきがしまりましたね。役柄もあるかもしれませんが、大人の男になっていました。副長山中栄治も役者中村蒼も注目ですね。
なので続編よろしくです。
話しは、海江田が「独立国やまと」を宣言し、第七艦隊を手玉に取り、日本国と同盟を結ぶと明かすところまででした。
原子力潜水艦シーバットが核弾頭を積んでいるのか否か、第七艦隊司令長官の慎重な性格をも戦略の一部となる心理戦
アメリカ海軍の現場と会議室の温度差
日本政府のお飾り首相が所在なげにしている会議
こういったところも楽しませてくれたのですが、やはり軍事オタクとしては防衛省、海上自衛隊が全面協力した潜水艦内部の再現度にワクワクしました。
原子力潜水艦内部は分かりませんが(通常タイプとほぼ同じだろうと予想)既存の潜水艦は呉基地で見学したことがあり、その狭さに驚いたものです。創意工夫で狭さを克服しているというか、自衛官の居住スペース(といっても寝場所だけですよ)の隣にはむき出しの魚雷が収まっているのです。もう魚雷が抱き枕みたいな感じでした。
何より音を出さない生活を強いられるというのが、わたしにはムリだな~と思ったものです。1度出航したら最低2週間は帰港しないし(見学した当時)艦船以上に下半身の筋力不足になりますね。
シーバットの指揮所はかなり広めだったので、本当に?と思ったのですが、アメリカが造った原子力潜水艦なので既存の原子力潜水艦もあんな感じなのでしょう。
原作は途中までしか読んでいないので、おそらく二作目でわたしが知っているところは終わってしまうと思います。
どうせやるなら最後まで映像化して欲しいので、東宝さんがんばってくださいよ。