見出し画像

ドミニオ デ ラ グラナディーリャ、ヴェルデホ、2020

食事から離れないと、どうにも、じっくりと飲めないアラフィフです。食べるスピードが速すぎて、家族に嫌がられております。

今日は、スペイン土着品種ヴェルデホを試してみたくて、先日フォロワーのるもわ脛さんが紹介されていたものを探したのですが、近所の格安酒屋のセラーに、このDOルエダ、ラ グラナディーリャ 2020が置いてありました。価格は1480円。安い。

色は、緑がかった黄色、にごりも発泡もなくきれいです。オーソドックスな感じ。少し、口に含むとトロミというか厚みを感じる。

柑橘系の香りにハーブな青み、これを感じながら白桃の香り優勢な気がしました。冷やすとSBと勘違いしそう。ただ、温度があがるとふくよかに柑橘の方が香ってくる。

口に含むと横に拡がる穏やかな酸味と塩っぽさも。徐々にハーブやミネラルを感じながら最後ライチやパインのような果実味がある。スペイン白というと、日本だとアルバリーニョが有名で、ヴェルデホは認知度低そうな気もしますが、これはなかなか美味しい!

裏のエチケット

アルコール度数は13。ただそこまでアルコール感は強くないと思います。意外にスイスイ飲めてしまう。個人的に合ったのは、豚の塩ベースのしょうが焼きでした。黒コショウ多めで。万願寺とうがらしも、お揚げなしで合わせると、良い。ヒラマサは、邪魔はしないけれども、火を通して、何かソースをかけたほうがいいかもしれない。

万願寺とうがらしやヒラマサの刺身とともに

D.Oって、デノミナシオン デ オリヘンの略記で、「スペインの高級ワインの中核的なカテゴリー」なんですね。さらにこの上には二つの厳しいカテゴリーがあるんですね。知らなかった。しかし、このクラスが1500円以内で買えるというのは、なかなかです。日本のワインも負けずに頑張ってほしい。

DOルエダ?

スペインはどうしても、テンプラニーリョとアルバリーニョの二つだけしか今まで注目してこなかったのですが、なるほど、世界は広いと思わされました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?