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「FOMC後、予想通り短期的に株式市場の下落続く」/今晩の米欧の行方は結構重要

5月FOMC後

5/2,3と行われたFOMCは予想通り0.25%でした。また、パウエル議長のコメントでハト派的なものはこれで利上げ打ち止めの可能性を示したことです。当然、利上げ継続の可能性も留保してのことではありますが、いままでそういうことは言ってこなかったという意味でハト派的な発言で市場は安堵した部分があったと思います。

株式市場下落

しかし、新たな米地銀の破綻可能性の情報なども出ていることもあるのか、株式相場はここ数日下落を続け、ニューヨークダウは4月末から千ドル近く下落しました。
日本市場はその下落を見る前に連休に入った関係で終値が高いまま張り付いていますが、連休後来週月曜の市場は大きく下落するでしょう。事実シカゴ日経平均先物は、4月末の29157円から28610円と550円近く下落して終えました。

以上の動きは、下記記事でも予想した範囲の流れになっています。

今晩の米欧の市場が、今後短期的市場の流れをかなり左右すると思います。
今晩、さほど大きく下げることなく、むしろ上がるというような展開であれば、これまで昨年から繰り返してきたように次のFOMCまでは再度上げるような動きを取る可能性が高いと思います。
逆に今晩、大きく下げるようなことであれば、やはり金融不安の根の深さが感じられ、ここまで上がってきた相場のかなりの部分が下げる可能性が有ると思います。

もちろん、当たるも八卦的予想と思って聞いてください。しかし、一方である種の根拠も有りますから、皆さんなりに情勢分析を加え、個人投資家としての有為な活動を進めていただければ、幸いです。

ご健闘をお祈りいたします。

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