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「今日10/17、ニューヨークの従属変数の日経は当然下げだが、大きくはさげないのでは/中長期の見通しも同様」

今日10/17(月)の日経は、まず下げで始まりかなり下げるところまで行くのだろう。

前週末のニューヨークダウ、ナスダックは木曜日に大きく上げた反動もあり、それぞれ403ドル安で三万ドルを割り、327ポイント安=3以上の下げで10321ポイントとなった。

この動きの場合、たいてい日経は大きく下げ、シカゴ日経平均先物が26615円で先週末比500円近くマイナスで、まず間違いなく大きく下げることになる。
そして、ナスダックの落ち幅が大きいので、先週末大きく値を上げたユニクロなどの高成長株は大きく値を下げることになる、というのが相場である。

また、円安の昂進も顕著で、実に148円台後半の値を付けている。財務当局の介入が取り沙汰されているが、介入効果の見極めに戸惑っているのか、ここ数日介入はないが、今日にも介入があっておかしくない。

このような状況下で、もし介入が遅れる場合には、相場は予想通り大きく下げるが、円安効果もあり、輸出関連のバリュー株は比較的堅調であろうと思われる。
これは、中長期的見通しの面で言えることでもあることは、これまでも本欄で繰り返し言及してきたことで、個人投資家諸氏はよくご存じのことと思う。

一方、介入がある場合、読みづらいが、介入というのは、この場合ドル売り円買い資金が大量に市場投入されるということでもある。
そうすると相場にとっては、買い需要が増すので意外に下げない、ということになるかもしれない。
実際に前回1カ月ほど前の介入からの動き的に、比較的日経平均の動きが他国相場に比べて意外に悪くないことと整合しているようにも見える。

そうみれば、今日の下げは買いのチャンスかもしれない。

(いつものことですが、本欄も一個人の意見、感想ですので、投資は個人の判断で行ってください。)

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