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「久しぶりに特許を書いて愉しい仕事時間を過ごしています。可能なら次の仕事は特許関係をしたいと思います」/特許の面白み、自己啓発、今後の仕事を考える・・・・

特許遍歴と今のモチベーション

この8月末から9月にかけて、特許提案の仕事をしています。もちろん技術開発を並行して続けながら、過去の開発案件についての特許提案活動です。

私は36年ほどの会社人生、技術屋人生で日本公開特許で約300件、米国特許は登録で約100件(うち筆頭が40件)と、比較的多くの特許活動をしてきました。私の会社は自分で特許明細書を執筆します。

ここ10年ほどは部長職に有ったために特許提案は減っていました。また、過去に、労組活動で3年ほどはロスしていますし、さらに30代の一番の書き盛りに5年ほど米国材料メーカーとの共同開発で発明を制限された時期がありましたので、それらが無ければもっと書いていたでしょうし、書きたかったとの思いが胸に残っている所以ともなっています。

自己啓発のために

ということもあり、今新たな特許明細書を書けるというのが非常な喜びとなっているわけです。
特許提案は、やはり特許制度に知悉していることで意欲が全然違ってきます。そのための参考本を、知っている人には有名なのですが、改めて下記に挙げておきます。今もときどき読んでいます。

この本はなかなか良い本です。

今後の仕事を考える

今私は61歳で、65歳までは今の会社で再雇用で仕事を続けるつもりです。その後も仕事自身は続けたく思っています。

実は60歳の定年時に、特許の仕事を外でやろうかと思ったのですが、ライン部長職を10年近くしかも定年の当月迄降りることなく続けたせいで、少し疲労がたまっていて踏み切れませんでした。
結果的に、すぐに母の介護がやってきたために正解だったわけですが、あと3,4年後というときの仕事として、デスクワークとしての特許調査等の仕事は適当な候補ではあるなと思っています。

今後の中で、情報を良く見て、タイミングを計りつつ考えていこうと思っています。

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