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「本日11/7の日経平均の下げ(436円)は順当、先週からの上げ2000円の利確。米国も悪いニュースはなさそう、今後の動きや情勢に要注意は変わらず」

本日11/7の日経平均の下げ(436円)

本日の日本市場は昨日の大幅上昇に対して半分ほど反落しました。
先週からの上げが2000円ほどになっていましたので利益確定の動きが出たということで順当な相場だったのではないでしょうか。
ロイターの記事も日経に記事もそういった論旨でした。

今後の動きや情勢に関して要注意は変わらず

今週からの米国発の金融情報、日本の金融政策に関する情報に注意する必要がありそうだということは先般記事(下記)にしました。

本日11/7の米国金融関係の記事は、さほど気にならないか

昨日の米国債長期金利が多少上がっということではまだ先のことはよくわかりません。今日の米国の金融関係記事として目についたのは、以下の二つでした。

前者は、今春の米銀破綻の危機から今も金融引き締めが続く中で、米銀の融資が厳格化し続けているが若干減速した一方、資金需要そのものが細って来てもいるといったニュース。
後者は、FOMCイベントがあり、事前から上げていた米国株に先週、リスクオフ気味だったヘッジファンド勢が大慌てで株を買いに走っていたという話。
いずれも、今後に対するさほど大きな示唆は無さそうな気がします。

むしろ、香港で開かれた国際金融スジのメンツの会議が気になる

むしろ、自由が無くなり金融センターとしての機能も消失しつつある香港でなぜこの時期にこれだけの国際金融スジの主だったメンツが集まって会議をしているのか、また地政学的インシデントに注意が必要だなどというコメントも飛び出していて、いかにも胡散臭くあります。

この内容に関して私は以下のコメントしておきたいと思います。
1)なお親中を続ける国際金融スジがいて、こうやって香港でマネー増殖をはかろうと画策している。
2)地政学リスクについて、最も危険とも言える東アジアでChinaへの牽制か、暗黙の予言か、判然としないコメントを多発しているのは、かなりいかがわしく、胡散臭く感じる。
ただ、素直に受け取ることが許されるなら、今年も多くの大きなリスクを乗り越えてきて、近未来に台湾・尖閣危機が起きないとすれば、金融環境は良いのかもしれないという解釈も有り得る。

FRBの量的引き締め(QT)、米長期債金利動向及びそれらに与える影響因子に関するニュースに要注意

引き続き、FRBの量的引き締め(QT)、米長期債金利動向及びそれらに与える影響因子に関するニュースに要注意です。



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