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「報告書の書き方、報告の仕方/トヨタの報告に関する記事について」

トヨタの報告に関する記事を見ました。
結論を先に書くな、ということでまさにその通りと思いましたのでご紹介します。

サラリーマン生活、私の場合には技術屋的仕事ですが、それをやってきて、本当に良く「結論から先に言え」と言われました。
こっちは、きちっと整理していってるつもりなんですが、時として理不尽に言われる場合が、上司やそう言う人の能力の足りない場合に良く言われたものです。

皆さんも、そういう理不尽な言われ方を良く言われるのではないかと思います。

そういう場合、本質的議論はできずに、適当にやり過ごしてきましたがそれもサラリーマンのやむを得ざる方法論というものでしょう。

そういう経験者にとって、やはり上記のトヨタの記事には救われるような気がします。
本質を突いていると思います。
まず、
1)A3一枚にまとめる。これは優れものです。A4では本質を表現しきれない・・・・そういう重要な問題を我々はやっているわけです・・・しかし、簡潔にまとめる必要は当たり前ですがある。だからA3。
2)内容は、4つ
①現状把握:そうです。背景、現状なければ問題もありません。
②目標設定:ここも大事。何に向かっているのかないものに仕事はありません。
③要因解析:なぜなぜ解析 5回のなぜ? これもまさに至当。なぜを5回以上しない解析は原因ならぬ真因に辿り着けません。こここそが報告の核心であるべきです。無能な上司は、これが理解できません。
④対策立案:これは④ができれば自ずから決まります。

以上、上記記事の著者も言っていますが、③の要因解析こそが最も重要です。ここをどこまで掘り下げて真因に迫っているのか、技術者の性根が問われます。
そう思って取り組まなければなりません。

ただ、③の要因解析は、技術開発においては、その技術によってそのスタイルが変わってくることも十分押さえておかなくてはなりません。
それが、大した技術開発もせずに上に上に登ってきた者にはわからないらしいのです。わからなければ詳しい人に教えてもらえばいいのに、と良く思いますが。

ただ、先の四つの形態は、至当と思います。

皆さんも、自分が行っている仕事でこの視点で捉え直してみて、是非無能な上司に負けずに本質的に優れた仕事をしていただくよう、お祈りしております。

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