見出し画像

「家庭の運営という概念 その1」/はじめに

 家庭を運営するという概念があります。個々人にとってこれほど大切なことはないという意味でこんな程度の言葉で表現してはいけないかもしれません。或る意味そのレベルは企業経営よりも高尚で文字通り経営と言っていいかもしれません。でもこの場では便宜上家庭運営という言葉を使用させていただきます。

 結婚は婚活の形がどうあれ、ある程度の恋愛感情の上に結ばれるのだろううと思います。しかし若ければ家庭運営に関する意識はさほど高くはないのが普通です。ただ時を経るに従って将来遠くまでを意識するものであり、増して絶対に子供が欲しくないという夫婦は別にして子供ができたならば、子どもたちがいる将来について思いを馳せるのは人間の自然というものと思います。そうであるならば、家庭運営を如何に夢のあるやりがいのあるものにするか、それを仇や疎かにすることはできないと思います。

 そういう意味では本欄は、ちょうど小さい子供がいらっしゃるくらいのご夫婦にあっているかもしれません。ようやく乳児を過ぎ、少し時間的にゆとりを感じるころ、家庭運営を構想する最も重要な時期だと思います。経済的なこと、資産形成、教育費の準備などをキャリアプランなどと一緒に真剣に考える必要があろうと思います。ただ確たる見通しなどいつの時代も描けるわけではなく、目標や方向性をきちっともって努力し続けるプロセスこそが尊いとの割り切りも必ず必要となります。そうした上で毎日毎日を現実的な行動で裏打ちしていくことが最も重要なことなのです。

 もしそうした考え方に同意いただけるなら、そして見通しのきかない中でどう具体的に家庭を運営していったら、というお悩みをお持ちの方は、気を楽にし(Take It Easy!)、夫婦仲良く毎日を元気に目標に向かって、そして経済的にも現実的に子育ての夢実現に向けて進んでいけるようサポートさせていただきたいものです。本欄でさらに具体的に述べていくつもりなのでご相伴願います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?