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「シリコンバレー銀行破綻、シグネチャー銀行破綻、両方とも預金全額保護」だと、、、

破綻連鎖した

一昨日このコラムでも記事にしましたシリコンバレー銀行の破綻ですが、米財務省当局は昨日週が明ける前の段階で、預金を全額保護するとのことを発表しました。

米当局は預金の全額保護を決定

また、上記記事では、暗号通貨に関連の濃いシグネチャー銀行も破綻したとのことで、これにも米財務省は預金の全額保護を発表しました。

双方とも預金保険の金額を越えて全額というのは、当局の決意を表しています。
負の連鎖を止めるための迅速で強い処置です。あるいは背景にはかなり重い状況があるのかもしれません。あるいはだからこそ強い決意を処置としてあらわしたのかもしれません。

今後さらに実態が現れて来ることで、また、関連の破綻が起きてくるかもしれず、近々の情勢には目が離せません。

米識者の言

この点について、日経などの日本のメディアより、ロイターの識者の解説記事が分かり易く洞察力があります。

ご参考までに引いておきます。

今後

シグネチャー銀行が暗号資産がらみであるので、今後、この暗号資産関係からまた破綻が出るのか、という点、
それから、シリコンバレー銀行の件は債券の下落に伴う信用不安でこれが続くのか、という点、
を注目しておきたい気がします。

さらには、目前に迫った三月のFOMCがどうなるかということである程度この事態の深刻さがわかる可能性が有ります。
先週までは、0.50%の利上げシナリオでしたが、今回の信用不安を考えると、通常0.25%で来るだろうと思います。それぐらいの重さであればなんとかなりそうに思います。たぶん、この線が一番濃厚でしょう。
しかし、利上げ無し0.00%の場合は結構リスクが高いのということになるのではないか、と思います。

さて、どうなっていくでしょうか?

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