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「家庭の運営という概念 その32」母の介護のその後、往診医と福祉事務所に対応して頂いて

リマインド

86歳の母の介護については、既に下記二本のコラムで記させていただきました。

全ての人間が否応なく直面する死というものを意識しながら、されるもののするものも介護を進めていかなければなりません。
そういう重さを先にも述べさせていただいたのだと思います。

それからの状況

それから約2週間の中で、かかりつけ医が福祉事務所へ介護認定用の提出書類にサインできないと言ったので、変わりに福祉事務所から派遣をお願いした女医さんの往診をいただきました。
こういうこともあるので、福祉事務所にはよく相談した方が良いと思いました。
そして、女医さんの診察ですが、
やはり認知症的症状がみられるとのことで、少し精神を安定化する薬を処方していただきました。
今後もしばらくは2週間ごとに往診していただくのと、看護師のかたも来ていただけるようになるようです。
福祉事務所のほうでは、お医者さんの診断をもとに介護認定を進めていただけることになりました。

こうしてみてきますと、やはり日本の介護制度の有難さを思わないわけにはいきません。

母と話して

このあと、数日して母と話をして、だいぶ落ち着いてきたとの感じを持てました。それは同居している弟も感じていることでした。
徘徊も抑制されているようです。

話の内容は、以前と変わらないのですが、落ち着いた情操が出て来ている感じで、笑顔が格段に増えたことは非常に有難いことでした。
そして、
「子供(私のこと)と会えて話ができるのは、嬉しい。」と笑い、
「また、会いに来てよ。嬉しいから」と笑みを湛えて言っていました。
私も涙ぐみそうになりましたが、
こういう母で年老いてボケてきはしていても、なお強く、胸の中にまごころが宿っているんだなあ、と思います。

最近、支払いが面倒になり、新聞配達をやめにしたということでしたので、今度からは毎週新聞を2、3部買って持って行ってやろうと思っています。


以上、取り留めもありませんが、、、、、

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