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「現代ビジネス日銀金融政策変更で1ドル130円台だ、と」/こういう財務省寄りの記事がまたぞろ出て来るが、円安基調は維持すると見る

現代ビジネスの記事
『ついに日銀・植田総裁が決断へ…10年ぶりの「円安政策終了」でドル円は「1ドル130円台」に突入!そのとき「儲かる人」と「損する人」』

現代ビジネスが上記記事を掲載している。
鷲尾 香一というジャーナリストらしいのだが、ちと、きな臭い。
財務省も担当範囲に入っていると、下記サイトには出ている。

基本は、日銀危ない、財政危ないという中で、これまでの金融政策転換に伴い、10年続いた円安の流れが逆転する、といっている。

そんなことは以前からわかっていること

基本的に、そんなことは以前から十分にわかっていること、ゼロ金利解除、YCCにしたって、もう昨年末の黒田総裁の実質利上げ時、さらには植田総裁が二度にわたって、黒田さんと同じ手法で実質利上げを行っているのだ。
そういう意味で、金融政策の変更は既に行われている、といっても言い過ぎでない。

このところの政治の動きも財務省がらみ

このところの政治的な動き、清和会のパーティ券裏金などの動きも、どうやら財務省筋の動きだそうだ。


政治を軸に、日本の金融経済がリスクを抱え込み始めていることがわかります。
そういう意味で、今回の現代ビジネスの記事もそういう類いの情報リークなのかもしれないという気がする。

しかしそうそう円安基調は変わらない、と見る

しかし、これまでも、みずほの唐鎌大輔氏の論説などを引用して記してきたうように、日本の為替の基本構造は依然と変わっているので、しばらくその構造が変わらない限り、円安基調は維持すると見ている。



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