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「為替は、投機筋と日銀財務省の介入のせめぎ合いが続く」/投機筋はそのせめぎあいの中で儲けるのか、、、リパトリ減税実施し、海外利益を国内投資へ還流させよ!

本日の豊島逸夫氏のコラムが今の為替の動きを象徴している。

145円を上回る円安に対して、当局の介入がある蓋然性が高いことがわかった投機筋にとって、儲け時とのことを「ほくそ笑むヘッジファンド」と表現している。
なるほど、そういうことだろう。
更には、中長期の動きとして、150円、160円へと流れる投機スジの姿勢を伝えている。これも今後さらに広がる日米の広がる金利差を考えれば十分あることだろうと思う。

今後、投機スジと当局との、そういうものを含めたせめぎ合いを繰り返しながら為替は推移していくものだろう。

とすれば、そういう投機スジによる更なる円安の蓋然性が見通しの中にあるのだから、当然、最近本欄でも引用させていただいた下記、みずほ銀行の唐鎌大輔氏の提唱のリパトリ減税、日本企業の海外利益の国内還流誘導政策を実施すべきだ。

それにより、リパトリ減税が既に行われている米国の例に従って過度の円安は是正されようし、もっと日本経済に本質的な再生効果がある。
すなわち、国内製造業、サービス業への生産性向上のための投資が促進され、賃上げ原資が捻出され、いずれ消費を活性化していくことになる。

繰り返す、
政府、官僚はリパトリ減税を政策提示せよ、補正予算に早急に組み入れよ!!


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