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「ターミナルレイト 5.5%くらいに」/FOMCはあと三回0.25%利上げと金融スジは織り込んできている

米国のインフレがなかなか収まらない。このことは最近の本コラムでも繰り返し記事にしてきています。

市場があと三回0.25%の利上げを織り込んできている

日経などのメディアなども、国際金融スジの情報を繰り返し伝えてきています。例えば、今日などは下記記事で、市場はあと三回の0.25%の利上げを織り込んできている、との意を強調しています。

ターミナルレイトは5.5%を織り込んできているということでもあります。
ついに、FRBと国際金融スジの認識ギャップが逆転したということは既述していますが、今度は確実にFRBが国際金融スジのほうにさや寄せするでしょうし、既にそうなっていると言ってもいいかもしれません。

三月のFOMCは0.25%か0.50%か?

上記日経の記事では、バンクオブアメリカのマイケル・ガペン氏は三月のFOMCでの0.50%の利上げについて「ハードルが高い」と言っていますが、本コラムの直近の記事で申し上げたように0.50%はFRBのこれまでの考え方やより大きなショックを回避するためには十分あり得る状況下と私は思います。


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