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「日経平均4万円超まで上がった株式相場、今後の成り行きに対する可能性とその対応は、、、」/視点の提供

日経平均4万円超、史上最高値

先週、日経平均は4万円の大台を超えました。先々週あたりからその予感はありましたが、遂に超えたという感じです。

日本株を全売りするという人たちが結構いた

私の会社で株の話をすると、これを機に株を全部売ってしまおうという人がかなりいました。
そういう人たちに、中長期的には日本株は有望で6万円とかまで行く可能性がある、僕は2年前から4万円行くって言ってたでしょ、4万円近くつけた35年前のバブルの頃米国株は十分の一以下の3千ドル程度だった、米国株はその頃から10倍以上になっている、日本株はバブルの頃より内容(ROEやPBR,PERな)がいいから米国株との比較でもまだ安い、30年続いた米国の親中政策が親日への政策変更して劇的な金融環境の変化があった、、、、特に最後のことが決定的、、、
と言っています。
そうすると多少考え直す人がいます。

週末一旦大きく下落した日本株

今週、一旦4万円を超えた日経平均は、7(木)4万円割れ、8(金)続落、そして米国市場で日経平均先物が大幅続落(700円以上下落)し、
38825円まで下がりました。
ここでいったん調整するかもしれないと思います。

近々の情勢

ここで一旦調整するならば、それはかなりいいことだと思います。上がりっぱなりという方が怖いのが相場というものです。

前の記事(下記)でもしたように、年初から2カ月のこれまでを振り返ってみます。
「猛然たる勢いの相場が終わりつつあるか、情勢は動きつつある。『神経質、米経済の軟着陸思惑と高値警戒が綱引き=来週の東京株式市場』(ロイター平田紀之)記事が典型的で参考になる」|りょうさん (note.com)

日経平均は、33000円台 から 40000円台
TOPIXは、 2300P台後半 から 2700P強 

NYダウは、  37,500ドル台 から 39,000ドル超え
ナスダックは、 14,700P台 から  16,200P台

騰がった実態は?

です。日本株が米国株よりハイペースで上がったのは確かですが、日経平均よりTOPIXは、上りが鈍く、ナスダックに近い感じです。そして、日経平均は史上最高値を更新しましたが、TOPIXはまだバブル最高値を更新してません。
最近の日経平均は、個別の要素株に左右される指数になっており、そういう意味ではTOPIXの方が日本株の動きを表しています。また、個別株をさらに見ていくとこれも一部あるいは部分の株に左右されやすい形があるように思います。

これは、やはり相場の役者が国際金融スジであるため、ということだと思われます。日本企業を個別によく知らないために日経平均にあるような主だった銘柄特に半導体などの銘柄に集中的に投資するということが典型的に起こっている可能性があります。

中長期的には、日本株はまだまだポジティブ、下がれば銘柄選別の上投資のチャンスかも

先ほども、日本株全売りすると言っていた人たちに私が、
「中長期的には日本株は有望で6万円とかまで行く可能性がある、僕は2年前から4万円行くって言ってたでしょ、4万円近くつけた35年前のバブルの頃米国株は十分の一以下の3千ドル程度だった、米国株はその頃から10倍以上になっている、日本株はバブルの頃より内容(ROEやPBR,PERな)がいいから米国株との比較でもまだ安い、30年続いた米国の親中政策が親日への政策変更して劇的な金融環境の変化があった、、、、特に最後のことが決定的、、」
と申し上げたように、中長期的には、日本株はまだまだポジティブ、下がれば銘柄選別の上投資のチャンスがあると思います。

特に、自分がよく知っていてまだ割安相場にある銘柄を探せば、今後特に国際金融スジに目を付けられるといきなり上がっていくということもあり得ると思います。
全般にまだ日本株は買うことのできる水準にあると思います。

そう考えると、来週以降今週末の状況で日本株の値下がりが予想される中で、割安株を拾っていくというのは結構良いスタンスだとも思っています。

ちなみに不動産リートもチャンスかもしれない

先週の日経にも記事になっていた、3年4か月ぶりの安値を付けた不動産リートも着目かもしれません。


ちなみに私もリートは今年少し買いました。



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