「住友化学最終赤字２４５０億円、十倉雅和氏が決裁したラービグが大半＝『コア営業損益段階ではラービグによる赤字分が7割以上』（日経）」／日経記者も責任を問う口調、やはり即刻公職を辞すべき！

2024年2月5日 22:34

住友化学の赤字が止まらない

先週発表した、経団連会長十倉雅和氏が会長を務める住友化学が創業以来の赤字を計上する予定であることを発表した。

そして、十倉雅和氏が決裁したサウジアラビアのペトロ・ラービグによる赤字がその大半だという。
このことに対して、日経の記者の滝田洋一までも、十倉雅和氏の責任を問う口調でコメントを入れている。
曰く、
「①2024年3月期の最終損益の大幅下方修正。23年11月時点の950億円の赤字予想から、2450億円の赤字予想に。尋常な規模ではありません。 ②岩田社長が「創業以来の危機的状況」というのも宜なるかな。ならばその経営危機の根っこはどのあたりにあるのでしょうか。 ③経団連の十倉会長は住友化学の代表取締役会長でもあります。経団連会長としての仕事ぶりは立派ですが、今は自社の一大事。 ④経営立て直しが急がれるなか、事態がことここまでに至った経緯をうかがいたいところです。企業のガバナンスが問われるからには、この点はなおさらです。」
という具合です。
（私は、経団連会長としての仕事が立派だとは思いませんが）

私はこれまで、十倉雅和氏を、住友化学の経営責任、経団連会長としての責任の両面から批判してきた。

これらの記事に明らかなように、いちいちファクトを上げながら、また識者の見解をも引用しながら、言葉自身は激しいものがあるとは思いますが、今回の日経記者の滝田洋一と同じ視点を持って批判してきました。

そして、上記記事８）で明らかなように、昨年に引き続き、今年住友化学が創業以来の大幅な赤字を計上するというその大半は、十倉雅和氏が決裁したペトロ・ラービグへの投資によるものであるわけです。

経営は結果責任

もちろん、投資にはリスクを伴う、当たり前のことです。しかし、経営というのは、政治と同じで、結果責任です。
私は、その投資判断が判断した時点で本当に正しかったのか、についても疑問を持っていますが、そこを譲っても、
決済をした十倉雅和氏に結果責任があることは明白です。
十倉雅和氏はおめおめと会長の座に居座り続けていますが、結果責任を取って、即時職を辞すべきです。
そして、当然経団連会長職も辞すべきです。
またここであきらかなったことは、十倉雅和氏には、結果として経営能力が無かったということです。それが住友化学会長、経団連会長を辞すべき理由のすべてです。

日本にとっても、十倉雅和氏は不要

さらに付け加えなければならないのは、経団連会長職というのは、日本のリーダーです。経営のリーダーです。経営能力のない人になってもらっては困るのです。
リスクを取って投資を決断をした、それが間違っていなかったとすれば、なおさら十倉雅和氏は運がない人だということです。
運のない人に、日本リーダーになってもらっては国民が迷惑です。

即刻公職から身を引きべきなのです！！

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