![マガジンのカバー画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84232044/81717609e3b7bdb2e3855b5902e4768f.jpeg?width=800)
- 運営しているクリエイター
#カエサル
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105898838/rectangle_large_type_2_59d41bbad3c9412045a6cd06332ca1a4.jpeg?width=800)
「ローマ人の物語Ⅵ パックスロマーナ」(塩野七生著)オクタビアヌス⇒アウグストウス/カエサルほどでないにせよ、天才オクタビアヌスの物語は秀逸、世界史のハイライト
カエサル暗殺後はその後継者オクタビアヌスが権力を掌握していきます。 そしてカエサルの描いたローマの帝国化を時間を掛けて成し遂げます。 塩野七生さんは、 「ローマ人の物語Ⅴ」のカエサル暗殺後の部分からオクタビアヌスを書いていき、反カエサル派の掃蕩、アントニウス討滅までを「ローマ人の物語Ⅴ」で描きますが、ここまではローマ内部の権力闘争に勝ち抜くオクタビアヌスと言うことになります。 「ローマ人の物語Ⅵ」では、オクタビアヌス改めアウグストウスがローマによる地中海世界の平和、いわゆる