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人文、歴史系

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人文系の記事を収録します。政治、金融、経済関係以外の文学、歴史、人間に関する記事と思ってください。政治、金融、国際政治及びそれに関わる社会事象は「世界情勢、歴史、政治、経済、金融… もっと読む
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#安倍晋三回顧録

「日露戦争旅順攻防戦及び奉天会戦について」/俯瞰及び目次

「日露戦争旅順攻防戦/司馬遼太郎史観に騙されないで」及び「日露戦争奉天会戦/司馬遼太郎史観に騙されないで その1から5」に関する、俯瞰及び目次を、読者の皆さんの便宜のためここに作成します。 1.日露戦争旅順攻防戦/司馬遼太郎史観に騙されないで 2.日露戦争奉天会戦/司馬遼太郎史観に騙されないで 1)その1 2)その2 3)その3 4)その4 5)その5 今後ともご愛読賜りますようお願い申し上げます。 2.その他

「安倍晋三回顧録」の小池百合子/プレジデントオンラインで記事に

小池百合子東京都知事に関して、「安倍晋三回顧録」中でかなり露骨に記されている箇所があります。 それが、本日プレジデントオンラインを引用したYahooNewsで掲載されたました。 この記事では小池百合子に関する部分のほぼすべてが引用されていると思いますが、わたしも「安倍晋三回顧録」を読み通す中でこの部分は興味津々で読みました。 小池百合子氏のやり様を見てきて、まさにこの通りだろうと思った次第です。 上記記事の題名にも出ているように「彼女の弱点は、驚くほど実務が苦手な点です」

『安倍晋三回顧録』読後感 その2/弔辞 菅さんの弔辞は涙なしに読めませんでした

『安倍晋三回顧録』は、読売新聞の橋本五郎氏と尾山宏氏の安倍さんへのインタビューが第一次政権のときのことから経時的に順を追って記されています。内容については、内閣安全保障局長だった北村滋氏が監修してチェックしています。 一通りインタビューの記載が終わると、年表形式でこれも第一次政権と第二次政権の事柄が、続いて内閣の支持率、不支持率の経緯も記載されています。 そして、最後に、岸田首相、菅義偉前首相、麻生元首相、野田元首相の弔辞がこの順に掲載されています。 インタビュー形式で

『安倍晋三回顧録』読後感 その1/失敗経験ゆえの長期政権

『安倍晋三回顧録』を読了しました。 失敗あっての長期政権 様々種々の重要なことが書かれていました。 その中で指南書という観点でもっとも重要なことは、「失敗あってこそ第二次政権」があったということです。 第二次安倍政権が、日本にとって死活的に重要な政策を実施し、日本の安全と日本人の雇用に引き返すことのできない立場を与えたことを考えれば、第一次政権のあのみじめな失敗はある種福音のような響きのある出来事だったとも言えます。 第二次政権の成果とその意味については、別途記事にするつ

「中央公論令和五年三月号 鼎談 憲政史上最長政権の軌跡 『安倍晋三回顧録』が明かす安倍政治の戦略と人事」/これは読んで損はありません

発売中の中央公論令和五年三月号に『安倍晋三回顧録』に関する鼎談が掲載されています。 インタビューを担当した読売新聞橋本五郎氏、監修をした北村滋元安倍政権国家安全保障局長(秘書官も経験)そして誰をおいてもこの人、菅義偉前総理が『安倍晋三回顧録』に関して鼎談したものです。 これまでに本コラムでも二回にわたり記事を掲載し、 いよいよ私もこの『安倍晋三回顧録』の終盤2019年くらいのところを読んでいるところですが、この鼎談は、菅さんと北村さんの本音トークが深く心に沁みてしかも楽

「『安倍晋三回顧録』 読売新聞オンラインで連載されているが、それより購読すべし!絶対面白いしためになる」

『安倍晋三回顧録』については下記記事で紹介して、今私もまさに読んでいるところです、なかなか面白く精神の奥深くに響くものがあります。 『安倍晋三回顧録』は読売新聞の記者二人(橋本五郎氏、尾山宏氏)による聞き書きである関係で、読売新聞がそのオンライン記事(もしかしたら本チャン紙面でも)にして連載しているようです。 これを現代という人もいらっしゃると思いますが、私は断然原著をお読みなさいとお勧めします。 断然面白くためになります。 それは冒頭から数頁を読むだけでわかります。 こ