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人文、歴史系

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人文系の記事を収録します。政治、金融、経済関係以外の文学、歴史、人間に関する記事と思ってください。政治、金融、国際政治及びそれに関わる社会事象は「世界情勢、歴史、政治、経済、金融… もっと読む
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#靖国神社

「日露戦争旅順攻防戦及び奉天会戦について」/俯瞰及び目次

「日露戦争旅順攻防戦/司馬遼太郎史観に騙されないで」及び「日露戦争奉天会戦/司馬遼太郎史観に騙されないで その1から5」に関する、俯瞰及び目次を、読者の皆さんの便宜のためここに作成します。 1.日露戦争旅順攻防戦/司馬遼太郎史観に騙されないで 2.日露戦争奉天会戦/司馬遼太郎史観に騙されないで 1)その1 2)その2 3)その3 4)その4 5)その5 今後ともご愛読賜りますようお願い申し上げます。 2.その他

「慰霊の夏」/今年も靖国神社に参ります

慰霊の夏がやって来ています。 日本が近代に生き残る上での戦い 今日の日本有るは、明治以来日清、日露、第一大戦、満州事変、シナ事変、大東亜戦を戦い抜いた先人の努力の賜物以外の何物でもありません。 日本の近代は、西力東漸の末に最も厳しい形で東西から西洋の力による圧力をまともに受けざるを得なかった非常に厳しい形であったということです。 その中で、力を力で跳ね返さざるを得ず、その結果としてまさに命を的にした戦争という形の西欧近代の障壁に辛うじて勝利を重ねながら日本という文明を何と

「昭和の日に、靖国神社と乃木神社参拝しました」/昭和天皇と乃木大将の深い関りについて改めて思いをいたしました。

昭和天皇と乃木大将 昭和天皇と乃木大将の因縁についてはどこかで書いたつもりですが、思い出せず改めて記させていただきます。 文字通り乃木大将と明治天皇ついては深い因縁で結ばれていますが、明治天皇の御大葬のときに乃木大将が御夫妻で殉死されたということをここでは述べるにとどめておきます。 乃木大将を深く信頼された明治天皇は皇孫である後の昭和天皇の教育を託されました。そして昭和天皇小学校入学時に学習院院長に命じられたのが乃木大将であったわけです。 乃木学習院院長 乃木さんは残さ

「本日は、118年前満洲奉天において会戦勝利を得た陸軍記念日に当たります。日本の独立を守るため自らを死地に投じて勝利を得た英霊に感謝の誠を捧げます」

本日3/10は、118年前満洲奉天において会戦勝利を得た陸軍記念日に当たります。 日露戦争の野戦については、乃木将軍を中心とした視点で本コラムでシリーズで詳細なる私見を記しました。 以下になります。 奉天会戦の終わったあと現場視察に行ったある将校が、その様を見て、「このように将兵一人一人が、この戦いに負ければ祖国が滅びると思い、自らを死地に投じたために勝てたのだと思います。それは作戦の妙でも、天皇の御稜威でもありません、そう思うのはいけないことでしょうか?」と上官に問うたと

「今年も慰霊の夏がやってきました。2」/空の神兵:先の大戦劈頭、南方資源地帯の核心、パレンバン油田及び飛行場を空挺部隊で奪取した”空の神兵”

 今年も慰霊の夏がやってきました、という題、第二弾です。先の大戦 劈頭、南方資源地帯の核心、スマトラのパレンバン油田及び飛行場を空挺部隊で奪取したのが、いわゆる「空の神兵」と言われる陸軍落下傘部隊です。  空からの騎兵用兵である、空挺部隊の中でこれほど鮮やかな成功を収めたのは、世界的にもこの部隊くらいだと言われているようです。  ウィキペディアには、 「1942年2月14日に陸軍の第1挺進団(挺進第2連隊)がスマトラ島パレンバン(パレンバン空挺作戦)に対し敵前にて奇襲落下