見出し画像

89 通級指導教室とは?手引きから大切なことをまとめました

来年度、通級指導教室担当への打診がありました。
正式決定は4月になってからなので確実ではないのですが…

4月に入ってから準備しているのでは遅いので、
現時点でできることをしています。

上記の手引きの第2版を同僚の先生から借りて読んでいます。

「通級による指導」の趣旨や経緯、制度的位置づけについて
詳しく書かれてあり、通級指導教室の在り方や存在価値について
理解することができます。

様々なことが書かれていますが、大切だと思った点を抜粋します。

学習上、又は生活上の困難の改善・克服を目的とした指導
及び障害の状態に応じた指導を自立活動の内容で行います。

必要に応じて、各教科の内容を補充するための特別の指導を行います。
障害の状態の改善・克服が目的なのであり、
各教科の補充のみを通級による指導で行ってはなりません。

通級による指導を担当する教員は、障害の多様化を踏まえ、
個々の児童の障害の状態に応じて教育上効果的な指導が
実施できるようにしなければなりません。

基本的に個人指導ですが、
教育上効果的な指導が実施できる場合においては
少人数指導も可能です。

また、
Q&Aで疑問に感じていたことや
知りたかったことがまとめられており、
とても勉強になりました。
この本の価値は、Q&Aです…!

  • 望ましい指導体制の整備を図ることの大切さ

  • 各障害別に望ましい教室環境の整備の具体例

  • 通常学級担任との連携が大切

  • 特別支援に関する理解啓発や情報提供、助言を行ったり、必要に応じてケース会議を開催したりすることが必要

…等、通級による指導について初めて担任を行う教員向けの良書でした。
文部科学省編著なので、今後の指導で迷った時はこの本に立ち戻ろうと思います。

来年度、正式に決定した折には通級指導について計画、準備、実践や振り返りなど記事にしていこうと思います。もし、興味があれば見ていただきたいです。

今日の記事は以上になります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。


この記事が参加している募集

#仕事について話そう

110,601件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?