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[人材育成]やる気を数値化する

やる気ある? と問われて。

ない! と言い切れる人間はいないだろう。だが、誰がやる気ある人間と見ることが出来るだろうか? やる気あるように見えるだけで、やる気は本当はないのでは? そもそも、やる気とは何?

さぁ、考えてみましょう。

定義化できますか? 数量化できますか?

やる気とは何かを定義化せず、数値化出来ないまま、「こいつやる気ない」「やる気ないなら帰れ」と言うのはナンセンスな話だ。

そう言う人間にやる気をどうこう言う資格はない。そんな人間こそ、自己中心的な存在であり唾棄すべき人間なのだ。

やる気とは仕事や勉強に自発的に割く時間である。

仕事に対しては私たちは一定時間、自分たちの自由となる時間を提供している。それは個人が不自由となることであり、人間の最も尊重されるべき権利を制限することである。

それを差し出すということは並一通りでない意志がなければ出来ない。

この並一通りでない意志がやる気ということになる。

つまり、出勤する人間こそ、業務時間分のやる気があるということだ。

つまり、やる気を数値化するということは、業務時間とそれに付随する時間に置き換えるということだ。

「やる気ある?」はある!

やる気ある? という上司がいる。あるんです。少なくとも、業務時間分の不自由を蒙るという意志を持って仕事にやってきているのだから。

逆に聞きたい。「あなたは何時間、部下に不自由を課すおつもりですか?」と。

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