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『絵本の絵を読み解く』(杉浦範茂)

【普通の読みと思っていたのが実は浅読みでしかなかった】

「絵本の絵を読み解く」(杉浦範茂)の一文です。

この本は

絵本の中にある絵が、如何によく考えて作られているのかを考察されている本です。

「はらぺこあおむし」では、食べ物のシーンではおそらくカッターナイフ以外にも筆記用具を多数使用して絵本全体の奥行きを表現されていることや

「はじめてのおつかい」では、林明子さん(作者)の遊び心が絵のあちこちにふんだんに盛り込まれていることなど

昔自分が母親に読んでもらった絵本が実は『絵』としてみると新たな発見があることを知りました。

作者が如何に考えて作品を作られていたのか

当時は知るよしもありませんでした。

ぼくは当時

「からすのパンやさん」が好きでよく読んでいました。

特に目についたのは「たのしいパンをどっさりとつくった」と84種類のパンを見開きで絵と名前を書かれているシーン🍞

当時は1つ1つじっくりと眺めていたことを思い出しました✨

よく考えたらあれだけのパンを描き切るのって相当凄いな〜と🤔

そのあとお店に色々な職業やキャラクターのからすが並ぶシーンも見ていて楽しくてワクワクしました。

あの作品の流れが秀逸で、テンポよく加速していき最後は静寂に落ち着くという展開も今更ながら映画並みやんって思いました。

たぶん子どものころから何かを感じ取ってはいても、それが何かは分かってなかった。

なんか楽しい✨

そう子どもに感じさせる絵本って凄いな〜って改めて思います。

絵本は子どものためのもので

幼稚というか

そこまで深く考えていないだろうと決めつけていました。

絵本の絵だけでもとても深く考察ができると知れたことがこの本を読んでの発見でした。

分かったつもりでいても

実はもっともっと深掘りができる。

今年の僕のテーマが『研く』なんですが

この「分かったつもりを深掘りすることなんだよ♪♪」と教えてもらったような感じでした。

1 + 1 =2

を証明するのが難しいように

ぼくは、まだまだ分かってないことが沢山あります。

ぼくが深掘りしたいテーマに

『孤独との向き合い方』

が思い浮かんだのでラッキーでした♪♪

あと、からすのパンやさんはあんなにパンの種類増やして経営的には大丈夫なのか🤔?と心配してる思考も生まれてましたw

見る視点

感じる場所

思い浮かんだ言葉

今の自分が大事にしてることが見えてくる♪♪

絵本の絵の考察を他の人ともしてみたいなー♪♪

こんぶ店長に言うてみるかな♪♪

『自分は聡明だと勘違いしている人にオススメの一冊📕』

#絵本の絵を読み解く
#杉浦範茂

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絵本にも詳しいこんぶ店長がいるお店

『ブックランドフレンズ』


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