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【噺】6.5 田園調布ひるま寄席

   ふんわりとした雰囲気でしたね。
   赤ちゃん、おとなしかったですね。
   次回は7月12日水曜日です。次回も、よろしくお願いいたします。

道    灌/三遊亭 司

   わたしの『道灌』から。紬風の縞柄の単衣ひとえの長着。はい、ポリエステル100%です。溶けやすい着物。縞柄にある赤と同系色の臙脂色の羽織。こちらは正絹。だけど長着の1/20ぐらいの値段で、5000円。見えないでしょ?藝の力。

たがや/柳亭市寿

   夏物。早いな。紺のすっきりとした紋付き。紋は五代目小さん一門の剣片喰けんかたばみ。帯は市馬師匠からのおさがりで、金の宝尽くし。『たがや』は職人の噺であると同時に、侍の噺でもあるから、噺に合わせたのかな。でも、夏物。早い。

ろくろ首/春風亭三朝

   大真打。おとなしめの紫系のラメっぽい長着に、茶系の袴。落語研究会おちけんの時に浅草で買った吊るしの長着に、大手通販サイトで買った袴。値段は言わないよ。でも、聞いたら驚くね。藝の力。

ねずみ/入舟辰乃助

   臙脂色の長着に、青の荒いよろけ縞。よく着てる組み合わせ。身幅がだいぶひらいてて、おいおい、こんなに太ったのかよ。とか、司、三朝に言われながら、ああ、着方がぐずぐずなんだよ。とか、高座前にイヤな真打ふたりだね。

書くことは、落語を演るのと同じように好きです。 高座ではおなししないようなおはなしを、したいとおもいます。もし、よろしければ、よろしくお願いします。 2000円以上サポートいただいた方には、ささやかながら、手ぬぐいをお礼にお送りいたします。ご住所を教えていただければと思います。