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10.25 きょうおもったこと

朝5時半過ぎ。まだ夜明け前か、と窓に目をやり、また目を閉じて、もう一度寝ようかなって。この、夜明け前の時間が好きで、いっそのこと窓を開けて空を見ながら、寝るでもなく起きるでもなく。

小一時間で明るくなるも。まだ、雲がかかっています。

枕元にある日記に手を伸ばす。そういえば、あれだけ毎日詳細につけていた日記も全然書いていない。開けば、8月9日日曜日の頁に、散文詩の言葉が並んでいるのが最後。

8月9日は35年一緒だった友人が、海に流されて死んだ日。

ああ、そうか、この日でパッタリと日記が止まったのか。つけたくない気持ちもわかるし、日日の心の揺れ動きを、読んでみたかったな、という気がしないわけでもないが、そんなものを読んだら、きょうの仕事が手につかなくなったかもしれない。

ひとまず、令和2年10月24日と書いてみる。
あったことを書いてみる。おもったことを書いてみる。

また、少しづつ、時計の針を進めなきゃ、と思っている。

書くことは、落語を演るのと同じように好きです。 高座ではおなししないようなおはなしを、したいとおもいます。もし、よろしければ、よろしくお願いします。 2000円以上サポートいただいた方には、ささやかながら、手ぬぐいをお礼にお送りいたします。ご住所を教えていただければと思います。