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【酒肴】夏のトリュフとナンタラカンタラ。

   二軒目、どうする?

   好きな言葉です。二軒目、どうしよっか?でもいいです。たのしい一軒目がないと成立しません。いや、そんなことない、一軒目に落胆して行く二軒目だってあるだろ。と。そんな時は、二軒目が一軒目でいいじゃないですか。三軒目以降は惰性です。これは、思いつき。異論はおおいに受けつけます。いや、異論ありきで。でも、そんな時は、お酒を飲みながらおなはししましょ。

   横文字に弱い。

   これはわたしの弱点です。弱点でもないか。弱点だったら克服しようとするか、それに挫折するか、隠そうとするか。だから、横文字に弱い──覚えられないだけで、なんともおもっていないんでしょうね。

   二軒目、どうする?

   と、寄ったお店。ワインもわからないから好みを伝えて、おまかせ。料理はわかったり、わからなかったり。夏のトリュフと──まではわかったけど、そのあとのナンタラカンタラがわからず。訊けば、豚の脂の塩漬だった、か。
   わざわざ夏というぐらいなので、言わずもがな、トリュフの旬は冬です。旬のトリュフにくらべて、夏のトリュフはフレッシュな香りで、手ごろときています。
   さらりとこんな酒肴が出てくる、二軒目。
   ただ、ナンナラカンタラがなんだったか。次見たとしても、たぶん、訊いてしまうだろうな。

書くことは、落語を演るのと同じように好きです。 高座ではおなししないようなおはなしを、したいとおもいます。もし、よろしければ、よろしくお願いします。 2000円以上サポートいただいた方には、ささやかながら、手ぬぐいをお礼にお送りいたします。ご住所を教えていただければと思います。