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6.21 きょうおもったこと

もっとがんばりなさい

出身幼稚園に行ってきました。この幼稚園の評議員を拝命しているので、評議会に出席するためです。評議会といっても、紛糾することなどはなく、お世話になった先生方や、幼稚園のために、なにかできることがあれば…という、諸先輩ばかりです。

わたしが幼稚園に通っていたときだから36、7年前の園長先生ご夫婦の娘さんが、いまの園長先生です。

幼稚園も、園庭も、むかしのままです。
遊具などはあたらしくなっているものの、前からあった赤いクルマは、赤いクルマのままあたらしくなっていました。それは、ときどき幼稚園の前を通るんで、しっていたことですが、なんであの赤いクルマがあるんだろう、というのは、訊くほどではない、かねてからの疑問です。

園長先生夫人の、タカコ先生は、よく落語会にもいらしてくださいます。

生まれて40年。本名の自分から離れて22年ですが、先生は落語会にいらしても「カズトくん」です。

このまえ、幼稚園に出席届けを持っていったときも、タカコ先生ではありませんでしたが、お世話になった先生が「あら、カズくん」と。

パナマかぶって、メガネして、マスクしてんのに、先生よくわかるね。わかるよー。なんて、はなしをしました。

まず、本名は使わないので、本名で呼ばれると、力が入りません。ぬけてしまいます。

高座にあがる三遊亭 司を、タカコ先生は、どう見ているのでしょうか?ちょっと、想像もつきませんが、独演会のあと「カズトくんはえらい。がんばってる。でも、もっとがんばりなさい。」と言われたことがあります。タカコ先生にそう言われたら、カズトくんはがんばらなきゃいけません。

親以外のオトナに、どれだけ愛されてきたか。

最近、甥をみていると、それってすごい大切なことだとおもいます。そして、たくさん愛されてきたな、と。

幼稚園は、先頭でみんなをぐいぐいひっぱる園長先生がいて、やさしいタカコ先生がいる。わたしにとっては、ずっとそういう場所(ところ)です。

書くことは、落語を演るのと同じように好きです。 高座ではおなししないようなおはなしを、したいとおもいます。もし、よろしければ、よろしくお願いします。 2000円以上サポートいただいた方には、ささやかながら、手ぬぐいをお礼にお送りいたします。ご住所を教えていただければと思います。