『今際の国のアリスシーズン2』日本漫画アニメの実写化はもう海外に任せた方が幸せになれるのかも。
Netflixドラマで『今際の国のアリス』シーズン2が配信されてるのでお正月視聴しました。
同じサバイバルデスゲーム物である韓国の『イカゲーム』が世界中で大ヒットしたのは記憶に新しい。こちらも続編制作が決定しています。
両者を比べるのはナンセンスだけど、やっぱり比較してしまう。
両方を観た上で比較してしまう。
控え目に言っても韓国のイカゲームの方が100倍面白い。好みの差とは思えない。何でここまで差が出てしまうのか。シナリオが漫画原作とオリジナル作品の差だけではない。予算の差、演出、ゲームの緊迫感、駆け引きのドラマ。一番の差は登場人物への感情移入やドラマ性なのではないだろうか。
演技や演出もどこか日本は劣っているように感じてしまう。似たようなデスゲームモノなのに全く異なる印象を与えるのはなんでだろう?
『今際の国のアリス』は途中でダレるか唐突に始まるゲームシーンとシナリオが乖離してるので早送り倍速再生でスキップしてしまうシーンが多々ある状態。ゲームの緊迫感や人間ドラマ性が薄く感情移入しづらい。
どちらもサバイバルデス・ゲームを題材にしてるのに面白さがっ全く違う。
この差はなんだろうか。
邦画の危機
日本エンターテイメンが危機にあるのではないだろうか?
ここまで邦画や日本製のエンタメドラマがおもろくないのは悔しいような切ない感じもしてる自分がいます。
エモーションを与える事ができなくなってるのか現在の地点を見届けてみようかと思っています。
フィリピン版ドラマ ボルテスVもおもしろそう
話は変わって。
最近は日本アニメや漫画を海外がリスペクトをもって実写化してる現実がある。
原作愛をこめすぎてそこの本気度が違う。真面目にロボットアニメを実写化しちゃう最近のアジア勢の勢いが止まらない。
45年以上の時を経て、アニメ「超電磁マシーン ボルテスV」が待望の実写リメイク・TVシリーズ化。フィリピン最大規模の地上波TV局GMAネットワークが製作する「VOLTES V LEGACY(原題)」となって甦ります。実写リメイク版では、監督にはフィリピンで実写作品において実力と経験を兼ね備えたMark A. Reyes(「Encantadia」(TVドラマ/2016-2017)、『Moment of Love』(映画/2006)など多数)を迎え、主人公にはMiguel TanfelixやYsabel Ortegaらのフィリピン若手人気キャスト、また、Carla AbellanaやDennis Trilloらの実力派俳優が演じます。
2023年1月1日(日)、一足先にGMAネットワークのYouTubeチャンネルにリリースされた「メガ・トレーラー」は、公開わずか3日間で再生回数がなんと130万回再生を突破。その注目度の高さが伺えます。
2023年内にフィリピンではGMAネットワークにて地上波放送を開始予定。日本ほか世界各地での放送・配信については続報は未定。
日本語吹き替えで海外産の実写ドラマや映画で満足する時代到来かもしれません。日本の声優は幅広い演技力があって没入感もオリジナル音声と遜色無いと思っています。
日本漫画やアニメの実写化はもういっそう、海外で制作した方がいいのではないだろうか。日本語吹き替えにしてみれば何ら不都合がない。
勝手に未来予測
日本のエンタメ制作は成長著しいアジア勢に押し込まれてる気がする。
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配信プラットフォームで海外の番組を日本語吹き替えや字幕で気軽に視聴できる時代、若い才能がインドや中国、東南アジアの才能あるクリエイターが押し寄せてきてる。海外礼散するつもりはないけど、日本制作のゲームやドラマ、映画昔に比べて面白さは落ちてると勝手に思っています。
日本のクリエイティビティは確実に衰えてるのかもしれない。
日本のエンタメ業界を信じてるし、もっとやれる、世界基準の作品を作る実力だってあると思っています。邦画、日本製ドラマだっていつかヒット作を生み出せると願っています。
最後に
ダラダラと書き殴っていますが、『今際の国のアリスシーズン2』に失望ガッカリしたって言いたいだけであり、フィリピン版ドラマ ボルテスVもおもしろそうなので、日本産ドラマもっと頑張れーって言いたいだけです。