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「陰徳あれば陽報あり」~創業から受け継がれる「利益三分主義」~

陰徳あれば陽報あり
これはサントリーの創業者・鳥井信治郎の口癖で、「人の見えないところで徳を積めば、いつかそれが自分にいいことになって還ってくる」という意味です。
 
信治郎は「事業によって利益を得ることができるのは、人様、社会のおかげだ。その利益は『お客様、お得意先』『事業への再投資』に加え、『社会への貢献』に役立てる」という「利益三分主義」の強い信念のもと、ウイスキー作りへの挑戦など幅広い事業活動を行いながら、熱心に社会福祉活動にも取り組みました。
 
1921年(大正10年)信治郎は、社会奉仕への強い信念のもと、大阪の愛隣地区(西成区海道町)の生活困窮者たちに対して無料診療と施薬を目的に、「今宮診療院」を開設しました。これが現在にも続く、邦寿会(ほうじゅかい)の始まりとなります。

以来、邦寿会はその時代、時代にふさわしい社会福祉活動をいち早く取り入れ、1974年には大阪市内で最初の特別養護老人ホーム「高殿苑」を、翌年には「つぼみ保育園」を開設。
2008年には最新鋭の高齢者向け総合福祉施設「どうみょうじ高殿苑」を開苑、2011年から大阪市より旭区西部地域包括支援センター事業を受託開始。
さらには2017年に「高殿苑」と「つぼみ保育園」の規模を拡大し、新築移転するなど、100年以上にわたり、社会福祉活動を継続してきました。

両施設間では老人と子どもが交流する機会を設けており、この“幼老交流”も私たちらしい取り組みのひとつです。

冒頭に書かれた「陰徳あれば陽報あり」。
この信念は現在のサントリーにも脈々と受け継がれており、邦寿会をはじめ、地域文化を支援する「サントリー地域文化賞」や生命科学研究者支援プログラム「サントリーSunRiSE」など、様々な活動に継承されています。

7月25日、サントリーグループの様々な企業活動をまとめた「コーポレートコミュニケーションブック2022を発行しました。是非こちらから私たちの取り組みをご覧いただけますと幸いです。

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