トヨタの予防安全技術|vol.1
クルマが危険を事前に知らせてくれたり、操作をフォローしてくれたり。ドライバーの安全運転をサポートしてくれる予防安全技術って、たくさんあってよくわからない…そんな方も多いのではないでしょうか。まずは、どんな機能があり、どんな場面で安全装置が作動するのかを確認してみましょう。
そもそも「サポカー」ってどんなもの?
本題の前に、そもそもサポカーって何?というところからご説明します。
サポカーとは、「セーフティ・サポートカー」の略で、政府が定める「安全運転サポート車」の総称です。「衝突被害軽減ブレーキ」、「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」など、安全運転を支援する装置を搭載し、高齢者を含むすべてのドライバーの安全をサポートするクルマです。
トヨタの予防安全技術はサポカーに対応
「Toyota Safety Sense」は、政府が定める安全運転サポート車「サポカー」の対象となる衝突被害軽減ブレーキをはじめとする、自己の未然防止に効果的な機能をパッケージ化。さらに、踏み間違い時サポートブレーキ(パーキングサポートブレーキ[前後方静止物])を組み合わせることで、サポカーS〈ワイド〉やサポカーS〈ベーシック+〉に相当する安全装備でドライバーの安全をサポートします。
代表的な予防安全技術
①ぶつからない をサポート
衝突被害軽減ブレーキ(プリクラッシュセーフティ)
②踏み間違えても サポート
踏み間違い時サポートブレーキ(パーキングサポートブレーキ)
③夜間の見やすさ をサポート
自動ハイビーム(オートマチックハイビーム/アダプティブハイビームシステム)
④はみださない をサポート
車線はみ出しアラート(レーンディパーチャーアラート)
⑤高速道路のクルージングをサポート
ハンドル操作サポート(レーントレーシングアシスト)
これらのうち、どの機能が搭載されるかで、サポカーの種類は以下のように3つに分けられています。
セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉: ①+②+③+④又は⑤の機能を搭載
セーフティ・サポートカーS〈ベーシック+〉: ①+②の機能を搭載
セーフティ・サポートカー : ①の機能を搭載
他にもあるよ!予防安全技術
ほかにもいろいろな技術がありますので、今回は簡単に紹介しておきます。
車種またはグレードによって、安全技術の名称や予防安全装置の設定が異なります。 各装備について、詳しくは各車種のカタログ、取扱書、販売店、またはWEBサイト(https://toyota.jp)をご覧ください。
次回は、「①衝突被害軽減ブレーキ」について詳しくお伝えいたします。
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