話す

今日は図書館でばったり友達に会って、想定していなかったもんだから、思いっきり人見知りしてしまって他人みたいな反応しちゃった。
なんでそうなっちゃうんだろ。初対面よりも中途半端な仲の方が喋れなくなるし。喋れなかったことを半端なく後悔して、こうしとけばよかったなとか、ああいう態度はよくなかったなとか、何回も頭をめぐる。
皆が人と会話している時にどんな気持ちで話しているのだろう。人と話すことを難しいとかしんどいとか思うのは自分だけなのではないかと感じる時がある。実際は皆悩んでいるのだろうけど。悩みなんて自分が渦中にいる時は、自分だけがその問題に直面していると感じるものだ。
もうちょっと気楽に話せるようになりたいし、いちいち今日の会話を反省したりもしたくない。
そのためには、もっと人と話していくべきなのだろうけど、人と話すには念入りな予習が必要だし、もしいきなり話が始まったとしたら口から出るのはしょーもない、反応に困る話だ。人が話しているのは誰であっても大概面白いし、聞いていられる。でも僕の話は聞いていられないと思う。皆我慢をして聞いていると思う。そんな具合に今までの自分の話し方に対してネガティブな感触しかないから、やっぱり頭の中で準備をする。ばっちりな準備なんてできっこないけど。そんなわけだから、反省してしまうのは至極当然の成り行きだ。
話すって難しい。とどのつまり、そういうことだ。
　　　　　　　　　　　　　　　11/17                          ＃２５１