将棋ソフトは自分1人で構想を考えるところまではなかなか難しい

プロの先生が推奨していた「〇〇対策」みたいな講座をソフトで並べてみた。その先生が言っていた手というのはソフトで検討してみてもなかなか候補者に出てこない。

序盤だと色々手が広いため、候補を10個くらいあげてもそのどれもが互角というふうに表示されたりする。

相当長い時間読み込んでようやくその候補手が出てきたりするので、プロの先生はやはり凄いものだなと。

解説を見ていると確かにその手が良いということがロジカルに理解できる。ただし、ソフトは意外と序盤のそうした「人間的に指しやすい感覚」などとはまた違った基準で評価値を出しているので、なかなか自分1人でソフトを使って構想を練る、というのはハードルが高い。

少なくとも、それをやるには相当な研究の熱心さか、ある程度の棋力が必要になってくるだろう。

ソフトが台頭している時代にも棋書や講座で勉強する意義は大いにあるのだ。

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