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武田信玄公隠し湯の里 下部温泉

風邪気味のままGWに突入して、仕事に野球観戦にと、ちょっと疲れ気味の連れ合い
どこか近くの温泉でゆっくりさせたいけれど、レンタカー借りて運転させるのは酷だなと思い、探していたら見つけた、電車で行ける温泉「下部温泉」

新宿から特急あずさに乗って甲府で下車、ランチを取ったあとに乗り換えたのは特急ふじかわ

途中で富士山が見える

甲府から下部温泉駅までは40分ちょっと最近、インバウンド含めて移動する人が多いので、どちらの特急券も土曜日でも当日購入できたのは良かった

下部温泉駅に到着して、明日の特急券を買っておこうと見渡すと、なんと無人駅だった


駅に人がいるのが当たり前の感覚ではいけないなと反省(翌日車内で切符購入できました)

宿泊したのは、まさに下部温泉駅の駅前にある「下部ホテル」
徒歩1分という近さ

電車で行けて更に駅前なのでアクセス抜群
チェックイン前の時刻だったので、荷物だけ預けて少し離れた温泉街をぶらぶらと散歩

しかし、なんだか入り口が閉まってるというか、雑草に覆われてるところ多し
お店も廃業、旅館も廃業という感じで、こんなにアクセスが良い場所なのに

川沿いで景色もよい元湯甲陽館も閉館してた


駅前の和菓子店の女将さん(最中が美味しい)が、コロナ前から観光客が少なくはなっていたけれど、コロナがきっかけで廃業したところもあると嘆いていた

下部温泉 駅前にあるニュー梅月

私が勤めてる会社もそうだけど、ギリギリ踏ん張ってるところが多いから、何かのきっかけで持たなくなってしまう

駅からは川沿いに続く道

散歩があっさり終わってしまったので「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」を見学

昔の金山のジオラマ


映像やジオラマで在りし日の金山を色々紹介しているのも割と面白く、そのあとに砂金探し体験

私は2回ほどふるっただけで腰が痛くなりそうだったのでリタイア
連れ合いはこういうの好きみたいで、何度かふるって砂金4粒ほど収穫
けっこう力がいるので子供だと大変かも

チェックイン時刻になったので下部ホテルへ

下部ホテル ロビー

ロビーも広々してるし、近くにコンビニはないので売店は助かる

そして、昔々に石原裕次郎氏が怪我の為にひと月ほど下部ホテルに逗留したとのことで、写真コーナーがロビーに

当時の石原裕次郎の様子を掲載した雑誌

静かでいいけど一か月も退屈しなかったのかなあ、ご婦人連れだとしても

今回宿泊した部屋

宿泊したのは最上階で、そんなに眺めはいい訳ではないけれど、ゆったりしているし、洗面所も広くて使いやすいし、マッサージチェアまであった

そして肝心の温泉は、今まで「温まりたいのに、ぬる湯」なんてと避けていたけれど、入ってみてその気持ちよさに驚き!

ぬる湯は敷地内からの源泉で、少し硫黄の香りがして、最初はちょっと冷たく感じるけれど、いつまでも浸かっていられる心地よさ

となりの湯船は熱い湯なので、交互に入れるのがとてもいい

今まで温泉というと、温まってなんぼという風に思っていたけれど、長湯もできないし、大汗かくと疲れるし、改めてぬる湯の良さを知った
暑い時期は特にいいだろうなあ

足湯と池

ロビー外にある足湯も、池を眺めながら、さほど熱くもないのでゆっくりしていられるのがすごくいい

食事は朝夕バイキングで、好き嫌いが多く、かつ沢山食べられない私と、いろいろ食べたい連れ合いとの旅行にはちょうどいい

炭火焼のヤマメ

眼の前で丁寧に料理されているものが沢山あって、朝夕とも満足できた

夕食後はロビーに即席縁日が設けられて、射的や輪投げやダーツなど、大人も楽しめた

そして久しぶりにホテルの前で手持ち花火

ロビーで売られてる手持ち花火

着火剤から消火のバケツからすべて用意してくださって、都会では無理な花火が楽しめて良かった

そのあとは従業員の方々の太鼓披露と、いろいろ楽しい夜を過ごせた

そして、食事するところも、そのほかのところも、ここのホテルの方々はみんなとても感じが良くて、楽しそうに働いてるのが印象的だった

6月は蛍の季節で、夜は案内してくれるというので、来年は6月にまた来たいなあと思った