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久しぶりの高尾山

土曜日に、久しぶりに高尾山に登ってきた。
一時期は季節ごとに登っていたこともあったけれど、今回は1年振り位。
何十年と付き合いのある、高校の同級生たちと。

当日はもう絵に描いたような登山日和のお天気で、高尾山口駅に9時集合。
さっそく6号路から頂上をめざす。

私はいつも滝があったり渓流登りの雰囲気が味わえる6号路が好きなので、
この日もみんなに勧めながら登って行ったけれど、まあまあの混み具合。
自分のペースよりはかなり遅い感じになってるけれど、それがいい。

私以外の同級生は、同い年といえどもかなり体力があるので、高尾山なんて
散歩程度に感じるであろうから、遅いペースは願ったり叶ったり。

ただ、途中凄い勢いで走るように登る人が(全員男性だった)無理やり追い越すように登っていくのが本当に不愉快。
それこそ、自分のペースがあるのだろうけれど、高尾山なんて昨今混んでいるのが当たり前の山なので、そんなに体力余ってるなら別の山に登ればいいのに、などと見る度に思っていた。

1時間半ほどで頂上到着。
当然だけれど、かなりの混みようで座る場所などないけれど、この日は本当に湿度が低く晴れていたので富士山がハッキリ見えて美しかった。
今迄何度も高尾山に登ったけれど、これほど富士山が綺麗だったのは初めて。

この時点で全員の体力を確認したけれど、一番ダメージのあるのは私。
6号路最後の階段で、息があがるあがる。
でも少し休憩すれば復活するので、このまま一丁平を経て、小仏城山の頂上をめざそうということに。

高尾山山頂から一丁平まで歩いて20分、そこから小仏城山山頂までまた20分というイメージだったのだけれど、これがもう、私にとっては艱難辛苦。

思った以上に登りの連続、それも階段が沢山ある状態で、息もあがるし、足も持ち上がらない。
そして、同級生だからとあなどっていたけれど、友人たちは割とスタスタと登っていく。

同級生の一人は海外の山も登るほどだし、他もスキーのインストラクターの資格がある程の体力だし、何者でもない私が一番足引っ張ってる。

途中、座り込んでいる私を見かねたのか、毎週のように縦走しているという男性が、階段を使わないルートを丁寧に私たちに教えてくれて、本当に助かった。

階段があるから登りやすいというのもあるのかもしれないけれど、山道のことゆえ、幅も高さもまちまちの階段、結構わたしは足にくるので、ないルートの方が歩きやすかった

なんとか辿り着いた小仏城山の頂上は、思ったよりも広く平らで、高尾山も眺めら見通し抜群。
この日は午後になっても霞まずに遠くまで景色が見えて本当に良かった


茶屋も2店あり、ちょうどお昼ということで大賑わい。

友人も、道を教えてくれた男性も、なめこ汁がお勧めというので、看板犬のいる山の茶屋「青天狗」。


私はなめこ汁うどんと田楽でお昼ごはん。

このなめこ汁が出汁がすごく美味しいのとなめこも大きくて美味。他にも、こんな山頂にも関わらずメニューが沢山あって、来るのは大変だけれど、ぜひ再訪したいと思う味だった。

帰路はやっぱりそれなりに大変ではあったので、高尾山からはリフトに乗って下へ。
もう歩いて下山する体力はなかったので。

日頃仕事では座ったきりの運動不足の私には、トータル3万歩、距離20キロは大変だったけど、帰ってきて日が経つとまた行きたくなるのが不思議。
もう少し心肺能力高めないとな。

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