「人に迷惑をかけないように」の度が過ぎる

人に迷惑をかけないことが大切だと教えられて育った。

そんな考えから、人を待たせたりしないように、テキパキ動こうとしてミスをすることがある。

この間、スーパーで4分の1サイズのスイカを買った。他にも食品を買っていたので、エコバックの一番上にスイカを入れて、カートに乗せてエレベーターに乗った。

エレベーターには、家族連れが1組一緒に乗っていて、自分たちが先に降りる形になったので、待たせるのも悪いと思い、カートを速く移動させ、エレベーターを降りた。

すると、勢い余って、スイカが落ちてしまい、真ん中からパックリ割れてしまった。家族連れのお父さんに「あ。惨事だ!」と言われた。

頭が追いつかず、言葉だけが耳に残った。サンジ?3時?ああ、惨事か。と気付いた時にはエレベーターは閉まっていた。

車に戻る途中、妻に謝ると、スイカ切るのめんどくさいから、むしろラッキーと言ってくれた。気にし過ぎる性格なので、救われた。

別の時には、ファミレスでドリンクバーを入れ終わった後、人がたくさん並んでいたので、早くずれようと動いたら、料理を運ぶロボットとぶつかりそうになったこともある。

自分としては、いいことをしようとしているつもりだけれど、結果的に自分が嫌な思いをしてしまうのであれば、程々にしないとなと反省した。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?