見出し画像

さんさーらとヤギの物語⑰生後4日目☆哺乳瓶に苦戦!

生後4日目

リンクはもうすっかり、立って歩くのが普通になってきていた。

まだ、蹄だけで体を支え切れていないけど、日に日にしっかりしてきていて、普通のヤギのように立てるようになるのも時間の問題だなという感じだった。

飼育用の箱からも飛び出すようになって、元気すぎ!

画像4

うちは広い芝生の庭なので、試しに、芝生に放ってみたら、あちこち歩きまわって自由にお散歩している。

しばらく放し飼いして、目を離したら、リンクがいない。

あれ!?とおもったら、大きな葉っぱのかげに隠れて寝ていた。

画像6

ちゃんと自分で心地いい空間を探して休んでたんだねー^^かわいい♡

そんなリンクですが、とっても食欲旺盛になってきたので、ミルクを効率よく飲ませるために、哺乳瓶を導入することにした。

人工哺乳の場合は、2か月ほどは完全ミルクで育てるらしく、2ヶ月間毎日なら哺乳瓶は必要物品だなと思った。

哺乳瓶は人間用のものでよく、乳首がなるべく長いものを選ぶといいよ、というアドバイスも参考に、哺乳瓶を買ってきた。そっか、ヤギって口が縦に細長いしね。

早速哺乳瓶を買ってきてリンクにためしてみた。

ごくごく飲む、、、、かと思ったら、なんかうまくいかない(*_*;

吸い付こうとはしてるけど滑る、むりやり口を閉じさせて吸い付かせても、ちゅっちゅっしてるだけでミルクが全然はいっていかない。

あれー('◇')ゞうまくいくと思ってたのにちょっと拍子抜け。

結局、シリンジ授乳も併用しながら練習練習の繰り返し。

うまく口に乳首をはめても10mlくらいしか入らないから、結局シリンジに切り替え、流し込むのに戻る。

ヤギの哺乳瓶こんなに苦労するんかー。。リンクがチビだから、吸い付く力も弱いし口も小さいからより難しいのかなあ。私が哺乳瓶選び間違えたかなあ、、

知人の牛飼いさんが、リンクの寝床用の干し草とユリルのためにイモの葉をもってきてくれたので、子ヤギの授乳に苦労してる話と、牛の場合はどうしてるのか聞いてみた。

すると、こんな便利グッズがあると教えてくれた。

画像1

子牛の授乳用の乳首。これ、ペットボトルの先につけれるらしい。それはいちいち哺乳瓶準備する手間やコストも減るし便利だ(^^)

貸してあげるから試しにつかってみるといいよ、と親切にも貸してくれた。

さっそく、空いてるペットボトルにミルクを入れて、乳首を装着。リンクに咥えさせると、、

飲んだー(*^▽^*)

ちゃんと乳首に吸いついて飲んでいる。乳首をよくみると、先端の穴も大きく開けてある。哺乳瓶の乳首は人間用にわざと飲みにくくしてあるから、穴を広げたら飲むかも。

何度か、この牛用乳首で授乳して練習したあと、哺乳瓶の乳首の先端の穴を大きくして、再び哺乳瓶であげてみた。

すると、ちゃんとぐいぐい吸い付いて飲む飲む!

画像2

よかったー^^

乳首に吸いついて飲む感覚を習得した模様。

その後は、リンクの食欲はますます増進、いくらミルクあげても足りないくらい毎日飲む飲む。

飲めば飲むだけあげていいよ、と聞いてるけど、こりゃお腹が破裂しても気づかなそうだ、ってくらい大食いリンクです(笑)

今では、リンクのミルク担当は、次女が進んで買って出て、やってくれます。ミルクをあっためて、準備して、飲ませて、哺乳瓶の洗浄まで、完璧です。

画像3

リンクも次女について回って、ぴょんぴょん飛び跳ねながら一緒に遊んではしゃいでいます♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?