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コインの裏と表

アンチグラビティ=抗重力
姿勢を保つため重力に抵抗できる筋肉を鍛えましょう
とレッスンで伝えていた。
だが、最近は重力に対してアンチなのか?
と考えるようになった。
なぜなら、重力があるからこそヒトも動物も建物も地球上のすべてのものが存在できる。
という事は、アンチ(anti)ではなくウィズ(with)グラビティという解釈ができる。
重力下で生きるためヒトは身体のあらゆる細胞を拡げ張力を発揮していく(バイオテンセグリティ)ことで重力を味方につけられる。

ヒト VS 重力(対抗)
ととるか
ヒト with 重力(共存)
と考えるかで
重力に対しての身体の使い方が変わってくる。
アンチで考えると力みながら身体を使う感覚だが
ウィズで考えると、重力に向かって柔らかく拡がる(伸びる)イメージがある。
捉え方、イメージで身体の反応は全く変わる面白さがある。

ヒト と 重力という事象は変わらなくとも
そこに対してどう捉えるかで、視野が広がり、思考が広がり、選択肢が増える。
自分からは見えていない視点、思考に触れることがとても楽しい。

エネルギーは常に解き放たれることを求めているように思う。
とにかく、動こう。思考しよう。
これが最近のテーマです。

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