【発売】あかねいろの宝箱 ぼくら滋賀っ子
ぼくら滋賀っ子
あかねいろの宝箱
滋賀県児童図書研究会 編
A5横変 168ページ 並製
ISBN978-4-88325-798-0 C8095
奥付の初版発行年月:2023年10月
書店発売日:2023年10月20日
価格:1,400円+税
内容紹介
『滋賀の子どものたからばこ』
『続 滋賀の子どものたからばこ』
『にじいろ宝箱』
『はっぱいろの宝箱』
『おひさまいろの宝箱』
に続く6冊目の童話集。祖母と守山のホタルの出会いを追った「ほたるの家」、今は閉ざされた鉱山跡を訪れる「どうよ! 土倉鉱山」など13編。
前書きなど
あかねいろの宝箱
『あかねいろの宝箱』ができました。
「あかねいろって?」
「宝箱って?」
首をかしげたお友だちがいるかもしれませんね。
この本は、宝箱シリーズの6作目です。
シリーズの一作目は、『滋賀の子どものたからばこ』で、2013年にできました。
「びわ湖は滋賀県のたからものだけれど、ほかにもたからものがあるのとちがう」
「ある。ある。わたしの町に自じ慢まんのたからがあるわ」
「ぼくが知っている学校では、おもしろいことやっていますよ」
「ねえ、みんなでたからもの探さがししてみない」
「子どもたちにも探してもらいましょう」
たからもの探しは、10年間もつづいています。
「どんなたからものが見つかったの?」
そう思ったお友だちは、図書室に行ってみてください。
『あかねいろの宝箱』は、大きな本ではありません。あつい本でもありません。目立つ本ではないのです。だから、見つけようと思わないと、見つけられません。たからものは、きらきらしているとは、かぎらないのです。
『あかねいろの宝箱』には、13のたからものが入っています。
たからものを探したお友だちが主人公のお話もありますよ。
宝箱シリーズの本を探せたら、表紙を開いてみて下さい。
いろいろな色が並んだでしょう。
「にじの色みたい」
そんなことを思った人がいるかもしれませんね。
あかねいろは、むかしの人がみつけた赤のなかまの色です。赤のなかまには、さくら色とき色さんご色もも色からくれないしゅ色ひ色ばら色つつじ色えんじいちご色うすねず……などがあります。むかしの人の見方や感じ方は、ちょっと不思議(ふしぎ)でおもしろいと思いませんか。
こんどあなたの〝たからもの〟を教えてください。
宝箱に入れて、たくさんのお友だちに知らせてみませんか?
滋賀県児童図書研究会顧問 今関信子
目次
この本を読むみなさんへ
「天保義民を知らない」なんて言わせない 文と絵・楠 秋生
はらおびさま 文 ・田中純子 絵・お絵え描かきの妹
ほたるの家 文と絵・林田博恵
甲良豊後守宗広とサシガネ 文と絵・竹谷利子
電車でビワイチ 文・近藤きく江 絵・美濃部幸代
人間は考えるアシだ 文・寺井一二三 絵・小林光子
竜王町鏡の宿の義経伝説 文・フルハタノリコ 絵・克つ
丁稚ようかん 文と絵・西堀たみ子
こころをみがく 文・平松成美 絵・伊藤 空
びん細工手まり 文と絵・松本由美子
トレーニングセンターってどんなところ? 文・原田義子 絵・美濃部幸代
びわこチキンこクリームこ 文と絵・岸 栄吾
どうよ! 土倉鉱山 文・藤谷礼子 絵・美濃部幸代
解説
参考文献
挿絵をかいた人たち
執筆者紹介
シリーズ紹介
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